イベント

燃費とともに速さも必要条件
学生対抗のエコドライビングコンテスト
全日本学生自動車連盟が主催する、「第2回全日本学生対抗チーム・マイナス6%エコドライビングコンテスト」が、去る8月27日、鈴鹿サーキットで開催された。自動車ジャーナリストチームも参戦したこのイベントを紹介しよう。[2007/10/05]
57チームが3種類のクルマと様々なステージで燃費を競う
今年で二回目を迎えた「全日本学生対抗チーム・マイナス6%エコドライビングコンテスト」は、全日本学生自動車連盟が主催し、主に大学の自動車部のメンバーによって、燃費を競うもの。コンパクトカー、セダン、1BOXと異なる3タイプのクルマで、鈴鹿サーキットの本コース及び外周路、そして交通教育センターのコースを走るが、基準タイム内でいかに速く走るか、ということもポイントとなってくる。
また、このような競技を通じて学生達に環境問題に積極的に取り組んでもらうとともに、1997年の京都議定書で設定されたCO2の削減目標6%を推進し、迫り来る地球温暖化防止をアピールする意味も込められているようだ。今回参加したのは大学生40チーム、社会人17チームの計57チームで、主催者側の厚意により齋藤慎輔氏、石井昌道氏、そしてレポーターの3人で構成した自動車ジャーナリストチームも参戦。実はこのチームのメンバーは省エネルギーセンターのエコドライブインストラクターを務めており、普段は一般ドライバーにエコドライブの方法をレッスンしている立場でもある。
競技に使用するクルマは「ホンダ フィット」「トヨタ カローラ(旧型)」「日産 キャラバン」の3車種で、フィットは鈴鹿サーキットの本コースを5周走行、カローラはサーキット3周〜外周路〜交通教育センターの特設コース、キャラバンはサーキット1/3周〜荷物の積み降ろしを行いながら外周路と交通教育センターを走る、といったステージ分けだ。乗車するのはドライバーとナビの2名で、ナビは基本的にタイム計測やルート指示を担当するのだが、キャラバン・ステージでは6箇所設けられたチェックポイントで、後部の荷室から荷物を一旦降ろし、再び積み込むという肉体労働も課せられる。
また、このような競技を通じて学生達に環境問題に積極的に取り組んでもらうとともに、1997年の京都議定書で設定されたCO2の削減目標6%を推進し、迫り来る地球温暖化防止をアピールする意味も込められているようだ。今回参加したのは大学生40チーム、社会人17チームの計57チームで、主催者側の厚意により齋藤慎輔氏、石井昌道氏、そしてレポーターの3人で構成した自動車ジャーナリストチームも参戦。実はこのチームのメンバーは省エネルギーセンターのエコドライブインストラクターを務めており、普段は一般ドライバーにエコドライブの方法をレッスンしている立場でもある。
競技に使用するクルマは「ホンダ フィット」「トヨタ カローラ(旧型)」「日産 キャラバン」の3車種で、フィットは鈴鹿サーキットの本コースを5周走行、カローラはサーキット3周〜外周路〜交通教育センターの特設コース、キャラバンはサーキット1/3周〜荷物の積み降ろしを行いながら外周路と交通教育センターを走る、といったステージ分けだ。乗車するのはドライバーとナビの2名で、ナビは基本的にタイム計測やルート指示を担当するのだが、キャラバン・ステージでは6箇所設けられたチェックポイントで、後部の荷室から荷物を一旦降ろし、再び積み込むという肉体労働も課せられる。
燃費だけでなく基準タイム内での速さも問われる
燃費計測にはテクトム社製の燃費マネージャーを使用し、イコールコンディションを保つため、それぞれ20台弱ずつ(!)用意された競技車両には協賛のブリヂストンより全車に新品タイヤが、同じくウェッズよりフィットとカローラにはスチールホイール、キャラバンにはアルミホイールが装着された。また窓は全閉、エアコンは決められた風量と温度設定となる。成績は順位によりポイントが加算されるしくみで、例えば燃費がトップの場合200ポイント、タイムがトップの場合は100ポイントと、燃費:タイム=2:1の割合で、燃費の成績が良い方が有利な設定となっている。
競技は車種ごとに20台弱ずつ3グループに分けられ、1ステージを終えるごとに次のクルマに乗り換えることとなる。最初のステージのスタートのみ本コース上からのル・マン式で行われ、我が自動車ジャーナリストチームは、キャラバン・ステージからとなった。スタート後は1コーナー〜S字を抜け、ダンロップコーナー付近にあるフェンスの切れ目から外周路へ。そこから再び戻る方向で1コーナー外側にある交通教育センター内を走行してからパドックでゴール、というコース設定だ。
競技は車種ごとに20台弱ずつ3グループに分けられ、1ステージを終えるごとに次のクルマに乗り換えることとなる。最初のステージのスタートのみ本コース上からのル・マン式で行われ、我が自動車ジャーナリストチームは、キャラバン・ステージからとなった。スタート後は1コーナー〜S字を抜け、ダンロップコーナー付近にあるフェンスの切れ目から外周路へ。そこから再び戻る方向で1コーナー外側にある交通教育センター内を走行してからパドックでゴール、というコース設定だ。
ジャーナリストチーム、優勝!
第一ドライバーを務めたレポーターは、ここでグループ1位となる5.37km/Lの燃費をマーク、全チーム中では18位の成績であった。このステージでは荷物の積み降ろしの際に集配する箇所が限定されており、最初のステージではグループが一斉にスタートするため(後のグループは時間をおいて1台ずつピットからスタート)、集配場所で待たされ燃費が悪化する傾向があるが、それを考慮するとまずまずの数値だ。
2つめのステージはカローラ。サーキットを3周した後、キャラバンと同じルートで交通教育センターへ入り、特設コースを走行した後、同じくパドックに戻る、という設定だ。ドライバーを務めたのは石井昌道氏で、ここで何とグループトップの燃費29.05km/Lと、トップタイムをマークし、ダントツの成績で総合トップに躍り出る。
最後のステージとなるフィットでは、齋藤慎輔氏のドライブにより鈴鹿サーキットの本コースを5周走行する。途中1回のピットストップが義務づけられており、そこで記念写真(!)を撮影した後、再びコースを周回するというもの。このステージで燃費18.27km/Lで全体19位、タイムは10位と無難な成績でまとめた我がチームは、主役であるはずの学生を差し置いて何と総合1位を獲得!ジャーナリストとしての面目を保つことができた。
学生の部優勝は、慶応義塾大学Bチーム。単に燃費の良さを競うだけでなく、それに加えてそれなりの速さも必要とされるこのコンテストは、実用的なレベルでのエコドライブ方法が要求されるといえよう。機会があったら是非来年も参加したいものだ。
Report:相澤隆之
2つめのステージはカローラ。サーキットを3周した後、キャラバンと同じルートで交通教育センターへ入り、特設コースを走行した後、同じくパドックに戻る、という設定だ。ドライバーを務めたのは石井昌道氏で、ここで何とグループトップの燃費29.05km/Lと、トップタイムをマークし、ダントツの成績で総合トップに躍り出る。
最後のステージとなるフィットでは、齋藤慎輔氏のドライブにより鈴鹿サーキットの本コースを5周走行する。途中1回のピットストップが義務づけられており、そこで記念写真(!)を撮影した後、再びコースを周回するというもの。このステージで燃費18.27km/Lで全体19位、タイムは10位と無難な成績でまとめた我がチームは、主役であるはずの学生を差し置いて何と総合1位を獲得!ジャーナリストとしての面目を保つことができた。
学生の部優勝は、慶応義塾大学Bチーム。単に燃費の良さを競うだけでなく、それに加えてそれなりの速さも必要とされるこのコンテストは、実用的なレベルでのエコドライブ方法が要求されるといえよう。機会があったら是非来年も参加したいものだ。
Report:相澤隆之
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