世界を舞台に繰り広げられるランドローバー G4チャレンジ。日本代表として立候補した8名の挑戦者たちに体力の限界が襲いかかる。
ライバルへの声援
8名の中から選ばれるのは、国内選考会に選ばれるのは3人。したがって、周りの挑戦者は自分にとって皆ライバルにあたるはずである。しかしながら、8名の参加者は、競技中の選手に応援エールを送ったり、競技の合間に白い歯を見せてコミュニケーションをとったりしている。
初日に行われたランニングでは、体力や持久力の差がそのまま結果として表れた。先にゴールした選手は一時の休息を求め、その場を離れ去ることも出来たはずだ。しかし彼らはゴールライン周辺から離れようとはせず、まだ競技中の選手にエールを送っている。
辛い状況下で同じ境遇にある者に対する連帯意識がそうさせているのか、はたまた自分のチームワーク力を審査員にアピールしているのか、それは傍目には分からない。いずれにしても、彼らは初対面には思えない友好的なムードを保ちながら、与えられたタスクを次々にこなしていく。
体力面だけでなく、個々の状況判断力やナビゲーション能力などを試すオリエンテーリングもテストには含まれている。地図やコンパスを使いながら会場周辺の地形を読み、何ならテスト用紙に書き込んでいく。60分の時間内に与えられた設問を解いていくわけだが、もちろん他の参加者と相談することは許されない。ここでは自らルートを探し出す技能が試されるのだ。
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