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[Volkswagen]

[2008/10/02]

“復活”でなくて“新生”
フォルクスワーゲン シロッコ

フォルクスワーゲン シロッコ'70~'80年代にかけてVWのパーソナルクーペとして親しまれたシロッコのネーミングが、2代目の生産終了から16年ぶりに復活を遂げた。とはいえ、実質的には3代目となる新型シロッコだが、その墓地サイズや充実した内容をみる限り、“復活”ではなくて“新生”という方が相応しい。では、そのパフォーマンスは-!

次期ゴルフのフロントマスクを暗示

シロッコ復活の前触れは、2006年にまずベルリンでデビュー、次いでパリ・サロンに姿を現したVWのデザインスタディ、IROC=アイロックにあった。

北アフリカに吹く季節風の名をとったシロッコの初代が登場したのは1974年のこと。ジウジアーロがデザインした2ドア+テールゲートのボディを纏ったFFスポーティクーペは、単なるカルマンギアクーペの後継モデルにとどまらず、その直後にデビューするビートルの後継車、初代ゴルフの内容を示す前触れとしての意味も与えられての登場だった。

シロッコとしては3代目になる新型デビューにも、実は初代のときと同様の意味合いが込められている。それは、早ければ今年秋に登場すると噂される次世代ゴルフ、いわゆるゴルフVIの内容を暗示するクルマでもあるのだ。

ボディスタイリングに関していうと、スタディモデルのアイロックから大きく変わったフロントのデザインに、新型ゴルフのスタイルが暗示されているらしい。すなわち、ゴルフVの世代を通じて使われてきたワッペングリルが姿を消して、ニューシロッコのフロントに見られるような、水平基調のバンパーが左右に横切るマスクにスイッチされるのである。

これはアウディデザインをまとめていたワルター・デ・シルヴァが、VW全体のデザインを統括する立場になったことにともなう変化で、シロッコのフロントが今後のVWの顔を示している。

だからニューシロッコの登場は単なる「復活」にとどまらず、新しいVWの姿を示す「新生」の意味も込められているのだ。

SPEC

車名 VOLKSWAGEN SCIROCCO 2.0TSI
全長×全幅×全高[mm] 4256×1810×1404 ホイールベース[mm] 2578
トレッド(前/後)[mm] 1569/1575 車両重量[kg] 1298
エンジン型式・種類 L4DOHC16V+ターボ 総排気量[cc] 1984
最高出力 200ps(147kW)/5100rpm 最大トルク 28.5kg-m(280Nm)/1700-5000rpm
燃料タンク容量[L] 55 T/M 6セミAT
燃費[km/L] 価格

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