ヨーロッパを皮切りに、日本でも人気が高まりつつあるコンパクトSUV。今までは日本車の独壇場ともいえる市場であったが、VWが満を持してティグアンをデビューさせた。VWらしい高い完成度をもち、かつ、とってもリーズナブル。ヨーロッパ同様、日本でも爆発的な人気を博すのか?
その名の由来は、虎とイグアナ!?
ティグアンという名前のコンパクトSUVが、VWラインアップに加わった。もともとVW車には、由来のあるネーミングが多い。ゴルフやジェッタ、シロッコやパサートなど、その多くは「風」に因んだものが多いことが特徴で、他のヨーロッパブランドが英数字でモデル名を表記することが多いなか、オーナーの愛着を増すひとつの要因となっていた。そこでティグアンだが、この由来が一風変わっている。ドイツ語の虎とイグアナ(!)に因んだ造語らしいが、ダイナミック、スタイリッシュ、タフ…そんなイメージを表現しているという。
ウンチクはともかく、このティグアンのようなコンパクトSUVは、とくにヨーロッパにおいては高い人気を博している。トヨタやニッサン、ホンダやスバルなど日本メーカーも積極的に参入していて、RAV4やCR-Vあたりが主流を占める市場だ。そんななか、ヨーロッパ車の先陣を切ってデビューしたティグアンは、デビュー直後から爆発的な人気を集め、発売から約3週間で4万台以上の受注を集めたという。
コンパクトSUV(今後はCUVと呼ぶのが新しいらしい)に人気が集まったのは、経済性や環境性能を重視するユーザーが増えてきたことに加え、最近は燃料費の高騰が拍車をかけている。つまり、エンジンとともに、ボディ本体もダウンサイジングが求められているということだ。今まで大型のプレミアムSUVを愛用していたユーザーも、燃費の悪さに辟易とし、より小さなボディとエンジンへ移行し始めた。とはいえ、オンロードでもラフロードでも重宝するSUVに慣れてしまった身としては、そう簡単には離れられない。そこでコンパクトSUV。そんな流れだ。
SPEC
| 車名 | フォルクスワーゲン ティグアン Track&Field | ||
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高[mm] | 4460×1810×1690 | ホイールベース[mm] | 2605 |
| トレッド(前/後)[mm] | 1570/1570 | 車両重量[kg] | 1640 |
| エンジン型式・種類 | CAW型・直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | 総排気量[cc] | 1984 |
| 最高出力 | 170ps(125kW)/4300-6000rpm | 最大トルク | 28.6kg-m(280Nm)/1700-4200rpm |
| 燃料タンク容量[L] | 63 | T/M | 6速ティプロトニックAT |
| 燃費[km/L] | 9.7km/L(10・15モード) | 価格 | 3,600,000円(税別) |
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