フォルクスワーゲン社が、米国道路安全保険協会(IIHS)が行う衝突安全試験において最高得点を4車種で獲得したと発表した。
安全の為に最初に出来るコト
米国道路安全保険協会(IIHS)は、アメリカの保険業界からの資金で運営されている非営利団体だ。同協会は自動車事故を減らす(保険金支払額を減らす)ための多岐に渡る活動をしており、乗用車の衝突安全試験も活動のひとつに含まれている。
同協会のテスト法は他団体よりも実践的で、かつ判定が厳しいと評されるコトが多く、より現実的な事故統計を背景にした分析であることもあって、その衝突試験結果は保険利率の決定にも使われている。
そんなIIHSが発表した最新のテスト結果において、フォルクスワーゲン社の製品4モデルがトップレートを獲得したという。北米では「ラビット」の名で販売されるゴルフがコンパクトクラスで。ジェッタとパサートがミッドサイズクラスで。そしてEOSがミッドサイズコンバーチブルクラスで、それぞれ最高得点を獲得したという。
正面(64km/h)と側面(50km/h)から、ピックアップトラックもしくはSUVのフロント部分に似せた治具に衝突させて行う他に、後ろからの衝突を再現するテストも行われた。こうした試験で同メーカーの4車種が同時に最高得点を獲得することは珍しいケースだ。
フォルクスワーゲン社も今回の結果を誇りに感じているようで、8月にティグアンが同じく最高得点を獲得したのと合わせ、「フォルクスワーゲンの製品は今や最も安全なクルマを製造するメーカーになった」としており、同社は「(フォルクスワーゲンの製品を購入することが)安全のために、まず出来ること」だとアピールしている。
Report:染谷英一郎








