2007年9月のフランクフルトモーターショーでデビューし、同年の東京モーターショーでも参考出展された「ティグアン」がいよいよ日本にも導入された。ゴルフやパサートとシャシーを共有するこのSUVには、SUVとして世界初となる全グレード過給器付きエンジンが搭載される。
オフロード仕様の“トラック&フィールド”から
VW初のコンパクトSUVとなる「ティグアン」の日本仕様が9月3日発表された(発売は9月30日より全国のフォルクスワーゲン・ディーラーで開始する)。
すでに2007年10月に行われた東京モーターショーで参考出展されているので、その姿を見た方もいることだろう。このときは、アンダープロテクターなどを装着しオフロードイメージを強調したエクステリアをもつ「トラック&フィールド」と、ボディ同色バンパーと高出力200PSエンジンを搭載するシティ派SUVである「スポーツ&スタイル」の2タイプが展示されていた。今回日本仕様として導入されるのは前者の「トラック&フィールド」。「スポーツ&スタイル」は2009年中頃に導入予定となっている。
ティグアンのボディは、フロントセクションからセンターアッパーボディまでをパサート、リヤセクションをゴルフをベースにするモノコックタイプを採用する。全長×全幅×全高は4460×1810×1690mmと全長はゴルフバリアントより短く、全幅はパサートとほぼ同サイズというプロポーション。しかしホイールベースは、2605mmとゴルフシリーズより長く、高い居住性を確保している。
搭載エンジンは、ゴルフGTIが搭載する2L直列4気筒ターボの進化系で、最高出力は170PS、最大トルクは28.6kg-mを発揮。最大トルクは1700~4200rpmと低い回転域から幅広い範囲で発生。市街地はもちろんオフロードでの扱いやすさも兼ね備えているセッティングで、日本仕様のミッションとして6速ティプロトニックATが組み合わされた。駆動方式はVWの4WDシステム“4モーション”を採用。もちろん、こちらも最新の第4世代ハルデックスカップリングが用いられアクティブな前後トルク配分を実現。扱いやすくハイパフォーマンスなエンジンと確かなトラクション性能によって、0-100km/h加速は9.9秒を達成。最高速は197km/hに到達する(ともにドイツ仕様の数値)。ちなみに10・15モード燃費は9.8km/LとSUVとしては十分に良好な数値といえるだろう。
SPEC
| 車名 | Volkswagen Tiguan Track&Field | ||
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高[mm] | 4460×1810×1690 | ホイールベース[mm] | 2605 |
| トレッド(前/後)[mm] | 1570/1570 | 車両重量[kg] | 1640 |
| エンジン型式・種類 | CAW型・直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | 総排気量[cc] | 1984 |
| 最高出力 | 170ps(125kW)/4300-6000rpm | 最大トルク | 28.6kg-m(280Nm)/1700-4200rpm |
| 燃料タンク容量[L] | 63 | T/M | 6速ティプロトニックAT |
| 燃費[km/L] | 9.7km/L (10・15モード) | 価格 | 3,600,000円(税別) |
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