VWのミディアムワゴンであるパサート ヴァリアントに最高出力299PSを発揮する3.6LV6エンジンを搭載するスポーツモデル「R36」が登場。市販モデルの歴代VWで最速を誇るこのモデルは、0-100km/h加速5.8秒、最高速250km/hを達成する。
専用チューニングを施した3.6LV6エンジンを搭載
VWの市販モデルで、ハイパフォーマンスかつプレミアムなスポーツモデルのみに与えられる“R”(Racing)の称号。日本市場では、第1弾として3.2LV6エンジンを搭載するゴルフR32が導入され、これに次ぐRシリーズ第2弾となるのが「パサート ヴァリアントR36」が8月26日発表された。
そのネーミングからもわかるように3.6Lエンジンを搭載する。このエンジンは、パサートV6 4モーションが搭載するバンク角10.6度の狭角3.2LV6エンジンをベースに、排気量を3.6Lにまで拡大。さらにR36専用のチューニングが施され、最高出力は299PSを発揮する。ミッションは2ペダルセミオートマチック6速MTである6速DSGで、駆動方式は4WD(4モーション)を採用する。0-100km/h加速は5.8秒、最高速が250km/hと歴代VW市販モデル最速のパフォーマンスを達成しているのだ。
専用のスポーツサスペンションには、アダプティブシャシーコントロール“DCC”を採用。「コンフォート」、「ノーマル」、「スポーツ」の3モード切り替え機能によって、ダンパー減衰力特性と電動パワステの操舵特性を変化させ、4WDシステムとの組み合わせによって、天候や路面状況を問わず高い次元の快適性とドライビングダイナミクスを両立する。
このほかR36専用アイテムとして、専用バンパー&リアスポイラーといったエアロパーツ、レザーとアルカンターラの専用スポーツシート、専用18インチアルミホイール(タイヤサイズは235/40R18)などが装着されている。また、地デジ対応HDDナビ(iPodおよびUSB対応)、オプティカルパーキングシステム(車両から障害物までの距離をナビモニターに表示する)、リヤビューカメラを標準装備する。車両本体価格は590万円。9月4日より販売を開始する。
日本の道路状況にマッチしたミディアムサイズのボディ。卓越したパフォーマンスとシャーシコントロールを実現する、この「パサート ヴァリアントR36」はワゴンというよりスポーティカーと言っても過言ではないだろう。
Text:相沢耕平
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