北京モーターショーでワールドプレミアされた2台は、ほぼ同じサイズ&特長のセダンながら、生い立ちと狙いは違っている。ドイツと中国の両文化の融合が生み出したという2台の特長は?
ドイツデザインの中に中華風要素が
フォルクスワーゲン・ボーラの名は少々懐かしく感じる。過去にゴルフセダンに冠されてきた名で、現在の日本市場におけるジェッタに相当する。そのボーラの新型が、ほぼ同じセグメントの兄弟車と同時に、中国でデビューした。
北京モーターショーで発表されたBORAは、中国市場向けに現地の合弁会社とのジョイントベンチャーで開発されたモデルで、フォルクスワーゲンのデザインDNA(特長的なCピラーや台形のヘッドライト、象徴的なV型シェイプのラジエターグリルなど)を反映していながら、例えば獅子舞の様な中国的要素を取り入れているのだという。
もう一台のモデルLAVIDAも、上海フォルクスワーゲンとのジョイントベンチャーによって生まれたが、史上初めて完全に中国で開発された。これは同時に、史上初のドイツ国外開発を意味するモデルだという。だからといって、これまでのパターンをつまみ食いしたデザインではなく、将来のフォルクスワーゲン像を示唆するかの、パワフルでスポーティイメージに溢れたものにしたのだと説明されている。
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