フォルクスワーゲンは、トゥアレグに次ぐミドルサイズのSUVとなる「ティグアン」の市販バージョンの写真を公開。正式デビューは今年のフランクフルトショーだ。
ワッペングリルレスのフロントマスクで、やや大人しめの雰囲気に
もうすでに何度かレポートしているように、フォルクスワーゲンの新型SUV、ティグアンが9月のフランクフルトショーでワールドプレミアすることが決まった。それゆえ、ここでお見せするのは市販型とほぼ同じ、最終バージョンといえるだろう。
そのルックスを観察してみると、昨年のLAショーデビュー時のコンセプトモデルよりも、やや落ち着いた雰囲気に仕上がっているように見える。リアスタイルに関してはほとんど変更がないようだが、フロントはメッキ部分を多用した、モダン・フォルクスワーゲンのデザインアイデンティティでもあるワッペングリルとは異なる趣で、大人しい感じの印象だ。
とはいっても、タイヤをボディの四隅に配置しオーバーハングを切りつめたパッケージや、フェンダー部分の張り出し具合などは、ショーモデルと変わっておらず、大きな違いといえばホイールが小さくなったくらい。もともとクーペとSUVのクロスオーバーモデル、コンセプトAに端を発しているティグアンのエクステリアデザインは、すでに昨年12月の時点でほぼ完成の域に達していたと考えていいだろう。
搭載されるエンジンについては以前のリポートの通りコモンレール式のTDIディーゼルが最高出力140hpと170hpの2タイプ。それぞれ32.6kg-mと35.7kg-mのトルクを1750rpmという低回転で発生し、4WDと組み合わされる。この2つのユニットはいずれも2009年の環境基準となるユーロ5に適合しているという。
一方でTSIガソリンユニットは最高出力150hp、170hp、200hpの3タイプ。このうち150hp仕様は24.5kg-mのトルクを1750rpmで発生、170hpと200hp仕様に関しては同じく28.6kg-mのトルクを1800rpmから発生するなど、ターボチャージャー付きのTSIユニットならではの高トルクが特徴といえるだろう。
なおフォルクスワーゲンではティグアンのデビューに合わせてインターネット上でその世界を体感してもらう「Tiguan Base」と称したキャンペーンを実施するとのこと。興味のあるかたは「www.tiguan-base.com」へアクセスして欲しい。
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Report:相澤隆之
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