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試乗インプレッション

ボルボS40 Rデザイン
Volvo

「洗練=Refinement」という名の冠を持つS40
ボルボS40 Rデザイン

スポーティさが感じられるデザインに、ボルボらしいやり過ぎないプラスアルファのスポーツ感覚が備わった絶妙な乗り味
[2008/04/08]

Rデザインの名に相応しい装備を付加

ボルボが新たに打ち出した「Rデザイン」と呼ばれるシリーズは、同社が既に販売するC30/S40/V50の各モデルで展開される限定車の名称である。

RデザインのRとはRefinement、つまり洗練を意味しており、Rデザインの名が冠されたモデルはその名に相応しい装備が付加されるのが特徴となっている。

Rデザイン・シリーズはまず、全モデルに共通して外装にボディ キット(フロント/リア/サイドの各スカートおよびリアスポイラー)が与えられる。さらにRデザインエンブレム付き専用フロントグリル、マットクローム塗装のドアミラーカバー、17インチサイズの専用アルミホイール、スポーツサスペンション(強化ショック/スプリング/スタビライザー)、ストラットタワーバーなどが与えられている。

一方インテリアでも専用のレザーシートを始めとしてステアリング、パネル類、ペダル類、フロアマットがRデザイン専用として与えられる他、キーレスドライブやバイキセノンヘッドライト、クルーズコントロールなどの装備も施されるのが特徴だ。他にもオーディオは2.4iグレードにはハイパフォーマンス・オーディオ、T5グレードにはプレミアムサウンド・オーディオといった具合で装備され非常に充実した内容となっている。

 期間限定で発注期間は2/1~3/31までと既に期間を終了しているが、あらかじめ発注されたモデルが用意されているため、まだまだ購入は可能のようだ。

走りにプラスアルファを感じさせる1台

今回はそのうち、S40Rデザインを千葉県のかずさアカデミアパーク周辺で試乗した。

まず見た目に関してはボディキットを備えたことで、ノーマルよりも確実にスポーティさが増しているのが特徴。S40はベーシックな4ドアセダンだが、ボディキットが装着されることでスポーツセダンの趣が加わり、単なる道具から趣味性を感じさせる1台の雰囲気を備える。一方インテリアももともとモダンな印象のものを専用パーツを与えることでより上質なものに感じさせている点がいい。

実際に走り出すと、スポーツサスペンション・キットの効果はすぐに体感できる。ボルボらしいのは、スポーツサスペンションとはいえハード過ぎず程よく心地よい引き締まった乗り味を提供すること。つまりプラスアルファのスポーツ感覚が備わり、ハンドリングも適度にシャープに収めた辺りが絶妙の味と思えた。

装備豊富なお買い得車としての側面も持ちながら、実際の見た目ではそれを感じさせないばかりか上級を思わせる仕立てがある。それに加えて走りにしっかりプラスアルファが出ていた点が感心できる1台だった。

 なおボルボではこのRデザイン・シリーズを他の上級のXCモデルなどでも展開していく予定だという。だが望むならば期間限定ではなくカタログ展開でインディヴィデュアルな要求に答えて欲しい。するとさらにボルボの価値が上がるように思えた。

Report:河口まなぶ
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