ボルボ社が、ここ数週間の間に、新型車XC60と新仕様車DRIVeモデルの生産を立て続けに始めたことを発表。その両車両の生産を引き受けるベルギー工場の様子が明らかにされた。
生産台数目標は、年間50,000台
ベルギーにあるボルボ社のヘント(Ghent)工場は今、とにかく忙しいようだ。
そもそも、この8月初旬に累計生産400万台を記録したばかり。そこに持ってきて、8月下旬から新型車XC60の生産ラインの稼働が始まった。このラインはまだ慣らしの段階で、目標の生産台数を達成するまで効率を上げる作業を続けている。そんな状態でさらに10月初旬のパリモーターショーで発表された、C30、S40、V50のDRIVe仕様モデルの生産も追加されてしまっているというのだ。
ボルボXC60は、中型クロスオーバーセグメントを成長させるべく開発されたボルボのエントリーモデルで、年内にはおよそ1万2000台の生産予定だが、将来的には年間5万台ペースでの生産が目標に定められている。今年3月のジュネーブショーで発表されて以来、工場では生産準備の最終段階に奔走していたのだという。
生産準備は、もっと早い段階から始まっていたようだ。ボルボ社によると、Gothenburgでの生産準備検証を経て、ヘント工場に基本の組み立てラインが構築されたのは、2007年の終わり頃だったのだという。その後、今年の夏休み期間にパノラミックサンルーフ取り付け用ロボットの搬入や、レーザー溶接設備の能力向上作業などが行われ、XC60生産の準備は着々と進んでいたという。
ラインの本格稼働からこれまでの生産性向上率は非常に高いらしく、9月初旬の開始からわずか10週間で最大生産能力を発揮するまでとなり、今やXC60の生産量はヘント工場全体の3分の1に達しているという。ヘント工場のマネージャーであるDerek Jessiman氏も「スウェーデン本国での研修を含み、すべての従業員は今、とても忙しく働いています」と、現状をレポートする。












