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ボルボ社がスウェーデン企業とタッグ
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プラグインハイブリッド車の普及に向けたボルボの取り組み
ボルボ社がスウェーデン企業とタッグ

ボルボ社は、C30リチャージコンセプトを発表するなど、プラグインハイブリッドカーの開発を積極的い進めている。その次のステップにとして、今度は同郷企業と新たに動き始めている。
[2008/03/31]

スウェーデン中をテストフィールドに!?

ボルボ社は、Driving Futureでもすでに紹介済み(1月22日)のC30リチャージコンセプトを発表するなど、家庭用コンセントで充電するハイブリッドカープラグインハイブリッドカーの開発に熱心だ。同社は開発の次のステップとして、スウェーデンの電力会社Vattenfall社や、ライバルでもあるサーブ社やスウェーデン国内州政府などと共同で、同社のプラグインハイブリッドカーの実証テストを行うプロジェクトを立ち上げ、発表した。

ボルボ社のCEO、Fredrik Arp氏は「我々は、先進的グリーン・カー・テクノロジーを進化させる過程で、他に類をみない機会を得ることが出来た」と、誇らしげに語る。計画では、10台のプラグインハイブリッドカーを使用し、これの研究およびデモンストレーションをスウェーデン全土で展開する。プロジェクトは、将来のプラグインハイブリッドカー使用に関するルールを作り上げると同時に、スウェーデン全土の居住区域での使用を可能にする下地を作ることだとArp氏は語る。同社は同時に省エネルギー技術の開発に対し、向こう5年間に110億クローネ(約1837億円)を超える投資を行うことも明らかにした。


ハイブリッド車開発計画も発表

その他にも、ハイブリッド技術の開発に重点を置くことも明らかにした。同社の計画では、中期的にハイブリッドのワゴン車を発表、さらに長期的には、C30 リチャージコンセプトに次ぐ、プラグインハイブリッドカーを発表するという。

C30 リチャージコンセプトは、一回の充電で約96kmの走行が可能なディーゼルターボエンジンを搭載した車両で、エンジンの出力を駆動に用いないため、発電機を載せた電気自動車という仕組みをとっている。ボルボ社によれば、このコンセプトカーは既存のハイブリッド車に比べて、CO2排出量を65%も低減出来るといい、もし家庭用電力の製造が水力や風力など、CO2を排出しにくい方法で取られれば、全体でのCO2排出量はさらに低くできると述べている。

今回のジョイントプロジェクトに参加する企業間の具体的な役割分担は明らかにされていない。しかし、電力会社が参画しているのは、先に述べた電力製造過程でのCO2削減の可能性という背景が考慮に入れられているからだと考えられる。
 
スウェーデン全土という、非常に広く多彩な環境での実証実験が行えるという点で、この試みは大きな成果を生み出すことができるのではと期待出来る。スウェーデンに行けば、みんなが電気自動車で走っているという風景が見られるのだろうか。

Report:染谷英一郎
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