日本国内では「頑丈で安全なクルマ」というイメージが定着しているボルボだが、同社は環境配慮にも積極的だ。なかでもユニークな取り組みが、子供たちを対象とした環境教育プログラム「ボルボ・アドベンチャー」。その取材リポートをお届けしよう。
世界の子ども達が地球環境を考える
“Bicycle~♪”フレディ・マーキュリーの歌声にのせて、少年たちがロンドンの街に忘れ去られた自転車をリサイクルする姿が映し出されている。水と緑の地球を背景に、まだ幼い面差しの残る子供たちが海と森林を守ることの大切さを真剣にプレゼンテーションしている。--ボルボがUNEP(国連環境計画)とのパートナーシップのもと、開催している10~16歳の子供たちを対象にした環境教育プログラム「ボルボ・アドベンチャー」のワンシーンだ。
インターネットを通じて、世界42カ国、300以上もの応募があったなかから、ボルボの故郷であるスウェーデン・イエテボリで行われる最終選考会に招待されるのは、たった10チーム。4回目を迎える今年、初めて日本チームが参加した。1週間近くにおよぶプログラムを通して、国籍の異なる子供たちが関わりあいながら、“地球環境”という同じテーマを通じて、お互いを理解し合えるような工夫が盛り込まれている。日本、トルコ、カナダ、インド、ドイツ、ブラジル、メキシコ、イギリス、ウガンダ、ギリシャと、言葉の異なる10の国から集まった子供たちが、はじめは物怖じしている英語圏以外の子供たちも、知っている英単語を並べたり、ジェスチャーを使って表現したりと、コミュニケーションの環を広げていくのだ。
「環境教育プログラム」と聞くと、一見堅苦しそうなイメージがあるが、その内容はいたってユニーク。まだ緊張した面持ちの子供たちが最初に行ったワークショップでは、カラフルなペン、紙や布、ビンといった雑貨を使って、自分たちの環境活動の内容を紹介する。ワイワイガヤガヤと相談しながら工作を楽しみつつ、最後はそれぞれが抱える環境問題がひとつの地球上の出来事としてつながっていることを知るのだ。さらにマジメな発表の合い間には、遊園地や博物館で楽しいひと時を過ごしたり、ホスト役を務めるスウェーデンの子供たちの家や学校におじゃましたり、発表が終わってほっとしたあとは森に出かけてスウェーデンの自然を満喫したり、と楽しいアクティビティが織り交ぜられている。











