ボルボ・カーズジャパンが、ボルボ史上初のV8エンジンを搭載したプレミアムSUV、「XC90 V8 TE」の予約受付けを7月26日に開始する。
トップエグゼクティブ
ボルボに同社初のV8モデルが登場した。その名は「XC90 V8 TE」。ボルボが2003年に発売した初の本格SUV「XC90」には、これまで2.5リッター直5ターボ(209ps)と2.9リッター直6ターボ(272ps)の2種類のパワーユニットが用意されていたが、やはりプレミアムSUV市場、とりわけ北米では「V8」という響きが大きな意味を持つ。そこでボルボは2004年のパリサロンで、XC90 V8モデルを発表。それがついに日本で発売の時を迎えたというわけだ。ちなみに車名の後ろに付く「TE」とは、トップ・エグゼクティブを意味するのだという。
いくら図体の大きなSUVボディとはいえ、V8エンジンをXC90のプラットフォームに合わせて横置きにするとなると、前後方向にかなりのスペースを取ってしまう。そこで「V8 TE」のエンジンは、バンク角を一般的な90度ではなく60度とし、コンパクト化。エンジン長754mm、幅635mmというV8としては小さく仕上げることで、衝突時のクラッシャブルゾーンを確保している。
組み合わされるミッションはこれまたシリーズ唯一の6速AT(従来モデルはグレードにより4速または5速ATだった)。スペックは、最高出力315ps、最大トルク44.9kg-mで、0~100km/h加速を7秒ほどでこなす。NAながら4413ccの大排気量によりシリーズ最強の動力性能を獲得しているのだ。ちなみに同エンジンはヤマハ製、ミッションはアイシンAW製という具合に、パワーユニットは日本のサプライヤーが供給元となっている。
一方4WDシステムには、「プレチャージ式」電子制御システムを採用する。通常発進時はFF状態となるトルク・オン・デマンド式との違いは、発進時に予め80Nm(8.2kg-m)のトルクを後輪に伝えておくところ。これにより悪条件下でのホイールスピンを抑え、発進性能を高める。
装備面では、本革の運転席&助手席パワーシート(シートヒーター付き)、専用ウォールナット・ウッドパネル、リアシートエンターテイメント(フロントヘッドレスト裏側モニター×2、リアDVDプレーヤー)、専用BBS18インチアルミホイール、キセノンヘッドライトなどの豪華装備が標準で備わる。ただし左ハンドル仕様のみとなる。
価格は、5人乗り仕様が907万円、7人乗り仕様が927万円。7月26日に予約注文がスタートし、発売は8月20日からとなる。












