北米トヨタがカローラをフルモデルチェンジ、10代目となる新型を2009年モデルとして発表した。日本仕様よりちょっぴり大きいアメリカのカローラに迫る!
アメリカの新型カローラはデザイン重視!?
日本で小型セダンの代名詞的存在となっているカローラ。初代カローラの誕生は1966年と40余年もの歴史を持つが、実は北米でもこのクルマは1968年から販売されており、今日のトヨタ車の信頼性の高さを彼の地に根付かせた立役者の1台として寄与してきた。全世界ではこれまでに累計3000万台という途方もない台数が生産されてきたカローラだが、仕向地によって仕様は異なり、実は日本のカローラと北米のそれは別物に近い。現地生産される北米仕様のカローラは、デザインもサイズも日本のそれとは異なり、アメリカ人の声に応えながら世代交代を繰り返してきた。ここでは日本の1年遅れで10代目に進化した北米仕様のカローラに迫ってみよう。
まず新型カローラのデビューの地として選ばれたのは、ラスベガスのSEMAショー。北米最大規模のチューニングカーショーとして知られるSEMAショーは、日本で言うならば、オートサロンといったところ。そこでファミリーカーの代名詞のようなクルマがデビューすること自体カルチャーショックだが、実はその場所でのデビューには、新型のアピールポイントのひとつに“スポーティ感の向上”というテーマが掲げられていることも関係しているようだ。
公開された資料によると、新型はAピラーを前進させウインドスクリーンの傾斜を強めるなどスポーティなデザインが追求されており、全5モデルあるうちのSとXRSグレードにはエアロタイプのボディキットが装着されるという具合。ちなみに新型カローラのデザインは、イタリアのデザインスタジオとコラボレーションで行われたようだ。
ボディサイズは、全長4540mm×全幅1760mm×全高1465mmと、日本仕様のカローラと比べると全高はほぼ同じながら、全長は130mmほど長く、全幅は60mmワイド。一方、北米の先代モデルと比べるとサイズはほとんど変わっておらず、足元スペースをはじめ肩周り、頭上空間も先代と同等の広さをキープ。よって今回のフルチェンジでは、広さよりむしろ外観をスポーティに仕上げることにプライオリティが置かれたようである。
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