日本市場におけるスバルのコンパクトモデルは、1984年に登場し1994年で生産を終了した世界初の量産CVTを搭載した「ジャスティ」が最後であった。その後は、1.5Lのインプレッサがそのポジションを担ってきた。そして2008年11月、じつに14年振りにコンパクトカー「デックス」を市場投入したのである。
スバルにとって、久しぶりのコンパクトカーである「デックス」は、じつはトヨタbBのOEMモデル。正確には、bBの開発や生産を行うダイハツからOEM供給を受けたというべきかもしれない。これは2005年10月にGMが保有するスバル株20%のうち8.7%をトヨタが買い取り、筆頭株主となった両社の提携合意からなるものだ。
デックスは、簡単にいってしまえばbBやダイハツ・クーのフェイスチェンジモデル。しかし、フォグライトを組み込んだ大型バンパーやスポーティ仕様にはmomo製ステアリングが採用されるなど、「スバルらしさ」を感じさせるところがある。グレード体系は、基本的にbBやクーと同様となるが、1.5Lエンジンは採用されず1.3Lエンジンのみとなり、標準仕様の1.3i、装備を充実させた1.3i-L、スポーティ仕様の1.3i-sとなる。価格は、それぞれ143万8500円、160万4400円、170万9400円(すべてFF)。駆動方式はFFと4WDが設定され、ミッションは全車4速ATとなっている。
Text:相沢耕平
SPEC
| 車名 | スバルDEX 1.3i(2WD) | ||
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高[mm] | 3800×1690×1635 | ホイールベース[mm] | 2540 |
| トレッド(前/後)[mm] | 1470/1465 | 車両重量[kg] | 1060 |
| エンジン型式・種類 | K3-VE型 L3DOHC16V | 総排気量[cc] | 1297 |
| 最高出力 | 68kW(92ps)/6000rpm | 最大トルク | 123Nm(12.5kg-m)/4400rpm |
| 燃料タンク容量[L] | 40L | T/M | 4AT |
| 燃費[km/L] | 16.4(10・15モード) | 価格 | 1,438,500円 |








