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新型スマート フォーツーが本国で発表
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キーワードは「もっとスマートらしく」
新型スマート フォーツーが本国で発表

ダイムラークライスラー社が、2007年にデビュー予定の新型スマート(フルモデルチェンジ版)の写真と概要を発表した。新型は、いままで以上に“スマート”だという。
[2006/11/13]

フォーツーを中心にその派生モデルが増える予定

都心部が抱える渋滞・環境問題を改善するシティコミューターとして、「環境にやさしく、小さいながらも安全」という新しい切り口で98年に衝撃的なデビューを飾ったスマートが、2007年春(本国では4月)にフルモデルチェンジし、新型に生まれ変わる。スマートは、途中でバリエーション拡大が図られたものの、フォーツーと呼ばれる元祖2シーターモデルのフルチェンジは今回が初めてで、また第二世代ではラインアップがそのフォーツー1本に絞られる予定だ。

すなわち、ロードスター版やフォーフォーは姿を消すことになるが、新型ではフォーツーをベースとした様々な派生モデルが登場する予定。その中にはフォーツー・カブリオやブラバス・バージョンが含まれるほか、それ以外にアイドリングストップ機構を備えたモデルも2007年秋に追加される予定で、電気やCNG(圧縮天然ガス)で走るモデルも開発が進められているようだ。

新型スマート・フォーツーでは、現行モデルの持つ魅力を保持したまま、快適性と俊敏性、安全性、それに環境性能をさらに引き上げたとのこと。それにはトリディオンセーフティ・セルと呼ばれる安全ボディ・コンセプトを受け継ぎながら、ボディサイズを拡大し、エンジン排気量をアップしたことによるところが大きいようだ。

アメリカでは2008年に発売予定

新型のボディサイズは、全長2695mm×全幅1559mm×全高1542mm、ホイールベースは1867mm。現行モデルと比べもっとも大きな違いは、全長が195mmも伸びたこと。もちろん乗車定員は二人乗りのままである。このサイズアップの主な目的は安全性と快適性の向上で、衝突時や追突を受けた際の衝撃吸収スペースを拡大すると共に、ボンネットにも衝撃吸収構造を採用し、歩行者事故を起こした際に、歩行者の頭部への損傷を軽減する工夫が凝らされている。

これによりヨーロッパの衝突安全基準ユーロNCAPで四つ星相当の安全性を確保すると共に、アメリカで施行される、歩行者保護を含む厳しい安全規制をもクリアするという。新型スマートは、アメリカで販売することも視野に入れて開発されており、実際、2008年の発売が予定されているのだ。

またサイズアップによってトランクスペースも広くなる。現行モデルのトランク容量は150リットルだが新型では220リットルに拡大し、荷物をルーフの高さまで積み上げれば最大340リットル(+80L)まで積載できる。

エンジンは1リッターに拡大

エンジンは、排気量が1リッターに拡大するのがニュース。新型では300ccアップしたその新しい直列3気筒エンジンをベースに、61ps版、71ps版、84ps版の3タイプのガソリン仕様のほか、800ccのディーゼル仕様も本国では用意される。すべてのエンジンには、クラッチ&シフト操作を自動化した、ATモード付き5速マニュアル トランスミッションが組み合わされる。

燃費については、ガソリン仕様は約20km/L、ディーゼル仕様は約28.6km/Lを実現するとか。2007年末に登場が予定されているアイドリングストップ機能付きモデルは、停止時に自動的にエンジンが止まり、発進時にはアクセルを踏むと自動的にエンジンが始動、これにより街中では約13%の燃費向上が見込めるという。

新型では装備もグレードアップし、グレードによってモータブルナビゲーションシステム、集中ドアロック、シートヒーター、本革シート、Iso-Fix対応チャイルドシート装着装置、CDチェンジャー、MP3対応オーディオ、サイドエアバッグなどが用意される。

カブリオは、電動開閉機構を備え、これは全自動で屋根を開閉できるほか、屋根の開閉具合を調整でき、走行中の操作も可能となっている点が新しい。価格については、日本ではどうなるかわからないが、本国では現行モデルからほぼ据え置きとされ、そのためカブリオは世界一安い電動オープンモデルになると謳われる。
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