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サーブ ピュアバイオパワー エコクロージング コレクション
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多角経営ではないサーブのアパレル進出
サーブ ピュアバイオパワー エコクロージング コレクション

サーブ社がアパレル進出を発表した。それは単なるロゴ入りウェアを生産するというのではなく、地球環境への配慮という大きなテーマを抱えているという。
[2008/03/29]

環境に優しい洋服作りとは

「ピュア バイオパワー エコクロージング コレクション」と名付けられたサーブのアパレル進出が目指すのは、100%エコロジカルでオーガニックなコットンから創り上げたアパレルを生み出すことだという。本当に100%かどうかの判断は、専門機関「スカル インターナショナル社」の認定を基準にするという。

このスカル社の認定を受けるには、厳しい審査がされるといい、単に素材がオーガニックであるだけでなく、製造工程も環境への配慮がなされてなければならない。そこでこのプロジェクトは、自然だけでなく社会的な環境や責任に対する配慮を目標に掲げ、コットンを収穫する労働環境にも目を向けている。例えば、子供の労働力を
使わない、不当に安い賃金で雇わない、安全かつ健康的な労働環境とし、適正な労働時間を設定するといったことにまで配慮は及ぶ。

そんなサーブ社のパートナーとなったのが、スウェーデンで有名なファッションデザイナーのJosefin Lassbo女史が率いるReflective社である。サーブ社のグローバルブランド&セールス部門の責任者KnutSimonddon氏は「パートナーは単にデザインや制作の部分の協力だけでなく、他者から見れば矛盾しそうなものを革新的な手法で乗り越えていくという我々の考えを理解し、理念を共有してくれる相手でなければならなかった」と述べている。

Reflective社はサーブ社にとって、申し分ないパートナーであった。一例を挙げれば、今回のコレクションに使うボタンに、熱帯雨林の椰子の木から作られる「コロソ・ナッツ」を使うことをReflective社は決めた。コロソ・ナッツを使うことで、他の化学製品でボタンを作るより、より地球環境に優しくなれる。「コロソ・ナッツを採用する利点は、コロソ・ナッツが未開の熱帯雨林から収穫される天然素材だということです。さらに、熱帯雨林に経済的価値を見いだすことは、一方で熱帯雨林を保護する一助となるでしょう」とSimonddon氏は続ける。

こうしたボタンひとつにまでこだわって選ばれた素材を使用したアパレルは、その製造過程でも環境への配慮を忘れることはない。布地の染め行程に欠かせない色つけや洗浄も、スカル社に認定された方法で行われるのだ。

最初のコレクションの発売は5月下旬から

環境に配慮して作られた「ピュアバイオパワー エコクロージング コレクション」は、女性、男性、そしてユニセックス向けの洋服とアクセサリーで構成される。ラインナップは、Tシャツ、ボタンダウンシャツ、ジャージシャツ、女性用ドレスシャツ、テニスシャツなどから始まり、その後はキャップやスカーフ、ベルトやバッグなどの小物や、ビジネススーツなどにまでラインナップを広げる予定だという。

最初のコレクションは5月末頃からで、ネットショップ「www.saabexpressions.com」で発売されるので日本からも購入も可能だろう。価格は、Tシャツが1枚426.25クローネ(約7120円)からとなっている。

Report:染谷英一郎
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