ロールス・ロイス モーター カーズは7月19日、“プライベート用ファントム”ともいうべき、カジュアルな新型オープンモデル「ファントム ドロップヘッドクーペ」を日本初公開した。
さすが5000万円カー
ロールス・ロイスといえば、超豪華なショーファードリブンというイメージが強い。つまり運転するクルマというより、運転手付きのクルマ。これが長年かけて培われてきたロールスのイメージだろう。ところが最近では富裕層が増加。いわゆるリッチ層のニーズの多様化が進み、“自らステアリングを握って楽しむ超高級車”の需要が、絶対数は少ないとはいえ生まれてきているようだ。そうした声に応えるのが、このファントム ドロップヘッド クーペだ。
ファントム シリーズは、いわゆる5000万円カーである。1000万円級のメルセデス Sクラスは日本では年間5000台程度売れているが、5000万円級となるとその数は100分の1以下に減る。日本では、ロールス・ロイスとマイバッハがそれに該当する。ちなみにフェラーリ、ポルシェ、ベントレーは、一部例外的な車種を除けば高いモデルでも3000万円クラスである。というわけで5000万円カーは、ロールス・ロイスかマイバッハかとなるわけだが、マイバッハには今のところオープンモデルは存在しない。つまりスーパー ラグジャリー オープンを求めるなら、今のところこれしか選択肢はない。
そのオープンモデルは、サルーン版のファントムとは一線を画すエクステリアが与えられている。ドロップヘッドクーペならではの丸形ヘッドライトや手作業によるブラシ仕上げのスチールボンネット(オプション)などは、2004年3月のジュネーブショーで発表されたエクスペリメンタル(コンセプト)モデル「100EX」のデザインを忠実に再現したもの。聞けば、100EXの評価が世界的に高かったことから、その市販化が決定、2007年1月のデトロイトショーで正式デビューを飾ることとなったそうだ。
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