先日のF1ドイツグランプリで、N.ピケJr.が2位表彰台を獲得するなど波に乗るルノーから、F1のスポーツイメージを具現化した最強モデル「メガーヌR26.R」が登場した。
レーシーな雰囲気たっぷりのスペシャルモデル
ルノーはこれまでクリオ(日本名ルーテシア)や、トゥインゴ、そしてこのメガーヌなど、RS(Renault Sport)と名付けたスポーツモデルを数多くリリースしてきており、そのなかでは「メガーヌF1 Team R26」や「クリオF1 Team R27」などF1マシンのシャシーナンバーにちなんだスペシャルモデルも存在している。これらはシリーズ全体で2万台以上が生産され、世界60カ国で販売されているという。そして今回、そのRS系のなかでも頂点に君臨するモデルとして「メガーヌR26.R」がデビューした。
写真を見ての通りそのルックスは、極めてレーシーなものだ。エクステリアでは派手なデザインのカッティングシートや真っ赤にカラーリングされたホイール、そしてカーボン肌むき出しのボンネットやリアスポイラー、チタン製マフラーといったアイテムが目を引く。
またインテリアにはカーボンシェル&アルミフレームのサベルト製フルバケットタイプシートや、後部座席を外して取り付けられたロールケージ、そして6点式のシートベルトといった、サーキットユースに対応したパーツも装着されている。
ニュルを8分17秒でラップする実力を持つ
しかしこの「メガーヌR26.R」の凄さはそれだけではない。その他ポリカーボネート製のクオーター&リアウインドウといった徹底した軽量化により、メガーヌF1 Team R26よりも123kgも軽量に仕上がっており、エンジンはメガーヌF1 Team R26と同じ230ps/5500rpm&31.6kg-m/3000rpmというスペックながら、聖地として名高いドイツ・ニュルブルクリンクをこのカテゴリーとしてはレコードタイムとなる8分13秒でラップするという。
またボディカラーは7色が用意され、それに合わせて赤か黒にペイントされた18インチサイズホイールが組み合わされる。またサスペンションもハードに設定され、フロントブレーキにはブレンボ製のキャリパーや312mmの大径ディスクが装着されるなど、ハードなチューニングも施されている。
現在開催されている英国ショーでデビューを飾る「メガーヌR26.R」。その生産はフランス・デイエップにあるアルピーヌ・ルノー・ファクトリーで行われ、450台の限定生産となる。その販売はイギリス、フランス、スイス、スペイン、ドイツのみで、残念ながら日本国内には導入されないとのことだ。
Report:相澤隆之
SPEC
| 車名 | ルノー メガーヌR26.R | ||
|---|---|---|---|
| 全長×全幅×全高[mm] | 4228×1777×1437 | ホイールベース[mm] | 2625 |
| トレッド(前/後)[mm] | 1517/1521 | 車両重量[kg] | 1230 |
| エンジン型式・種類 | F4R774・直4DOHC+ターボ | 総排気量[cc] | 1998 |
| 最高出力 | 230ps(169kW)/5500rpm | 最大トルク | 31.6kg-m(310Nm)/3000rpm |
| 燃料タンク容量[L] | 60 | T/M | 6速MT |
| 燃費[km/L] | 11.7(欧州コンバインド) | 価格 | − |
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