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新型ルノー トゥインゴが本国で発売開始
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グッと大人の雰囲気になって新登場!
新型ルノー トゥインゴが本国で発売開始

ジュネーブショーでデビューした新型ルノー トゥインゴの販売が本国で開始された。新型ではサイズをひとまわり大きくし、各部のクオリティアップが施されているようだ。
[2007/06/02]

大きくイメチェンしたエクステリア

当時としては珍しい、クラッチレスMTの“イージードライブ”機構などを装備し、コンパクトなサイズに可愛らしいルックスが特徴的であった先代トゥインゴが登場したのは1993年。日本国内にも1.1リッターのガソリン仕様が投入されており、全世界で240万台のセールスを記録する人気車となっていた。そのトゥインゴが今年のジュネーブショーで発表、6月より本国で販売を開始した。

先代からおよそ14年振りにデビューした新型トゥインゴは、フォルクスワーゲン ルポや、フィアット パンダなどと同じ欧州Aセグメントに属し、その中でもトップクラスのパフォーマンスと環境性能、そしてクオリティアップを果たしたという。

新型となって一際目を引くのはそのエクステリアだろう。某国産軽自動車にも似ているといわれていた先代とはガラリと印象が変わり、長くなったボンネットや大型のヘッドランプとともに、フロントマスクは、他のルノー車のようなフロントグリルもなく、スッキリとしたスタイルが与えられた。一方リアもオリジナルのデザインだが、こちらは他のルノー車と共通したデザインでまとめられている。

新型ではスポーツバージョンとなるGTグレードが新たにラインアップ。こちらはスポーティな形状のフロントバンパー、ブラックアウトされたヘッドランプ、サテングレイで覆われたフォグランプ&ミラー、そしてアルミフィニッシュ加工されたリアスポイラーとクロームのテールパイプなどが標準モデルとの違いだ。さらに欧州車には珍しく、ストライプやタトゥー柄のカッティングシートにより、ボディをカスタマイズするアクセサリーも用意されている。

ひとまわり大きくなったボディと拡大された居住スペース

ボディサイズは全長3600mm×全幅1654mm×全高1470mmと、先代よりもそれぞれ175mm、24mm、35mm拡大されているが、この恩恵を授かっているのは主に居住スペースだ。その中身としては、フロント&リアシートのヘッドスペースが最も顕著で、それぞれ30mm前後拡大、リアシートのレッグスペースも20mm以上広められた。さらにリアシートは5段階でリクライニングが可能で、220mmものスライド量を確保している。

加えて最近の欧州車によく見られる、パノラミックサンルーフもオプション装備。同じくオプションでクルーズコントロールや、オートヘッドライト、雨滴センサーなども用意されており、トリムの質感も高められるなど、このクラスではトップクラスの装備と品質を誇るインテリアに仕上げたという。さらにはMP3プレーヤーやiPod、ブルートゥースなど、オーディオ関連の装備も充実している。

1.2リッター+ターボで動力性能と環境性能を両立

搭載されるエンジンは、ガソリンが3種類にディーゼルが1種類の計4タイプ。ガソリンは1.2リッターNAが60hp&75hpの2種と、1.2リッターターボに分かれるが、注目すべきは後者のTCE(Turbo Control Efficiency) 100hpと呼ばれる新開発のターボユニット付エンジンだ。こちらはロープレッシャーでターボラグの少ないタービンを装着し、ハイパフォーマンスグレードのGTのみに搭載。

エンジンコードと同じ100hp/5500rpmの最高出力と、14.8kg-m/3000rpmの最大トルクを発生するとともに、2.3.4速ギアを選択時にエンジン回転数が4500rpmを超えると、パワーとトルクが6hpと0.6kg-mアップするオーバーパワー機能も装備されている。またトランスミッションは、先代モデルのクラッチレスMTが、クイックシフトの名で1.2リッターの75hp仕様にのみ用意され、その他は全て5速MTとなる。

ルノーでは、同社のエコロジーに対する取り組みを「ISO-14001の認証を得た工場で製造」「CO2の排出は140g/km未満」「総重量の95%の部品がリサイクル可能であるとともに、プラスチックの5%はリサイクルされたもの」の3項目にまとめた“Renault eco2”なるプランを掲げているが、この新型トゥインゴは、ISO-14001の認証を得たスロベニアのノヴォ・メスト工場で生産、CO2の排出は113g/km(ディーゼルエンジン)、さらに95%のパーツがリサイクル可能で、リサイクルされたプラスチックを9%使用していることから、その全てを満たしているという。

気になる国内の販売についてだが、ルノージャポンによると今年中の国内発表の予定はなく、現在スポーツバージョンのGTグレードと、75hp仕様の1.2リッター標準モデルを来年の導入に向けて進めているという。ちなみに本国での価格は最廉価版の60hp仕様1.2リッターが7990ユーロ(約131万円)〜GTが1365ユーロ(224万円)と最近のユーロ高により、やや高めの設定となっているが、是非とも早期の導入を実現してもらいたいものだ。

Report:相澤隆之

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