2007年度の決算発表の席上で、ゴーン社長が日産バリューアップに続く新中期経営計画「日産GT2012」を発表。スポーツカーの名前のようなこの計画の目玉はどこにあるのか。
電気自動車でゼロ・エミッション車のリーダーに
「日産リバイバルプランは満点以上、日産180は満点、日産バリューアップは満点とはいえないが高得点」。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は自ら手がけた3つの中期計画をこう評し、さらにこれに続く新中期経営計画「日産GT2012」を発表。コミットメントを掲げる手法は引き継ぎながら、数値目標は「売上高を年平均5%増加させる」という点に絞り、他に「品質領域でのリーダーとなる」と「電気自動車に代表されるゼロ・エミッション車の分野でリーダーになる」という目標を掲げている。とくに電気自動車に関しては力を入れており、イスラエルやデンマークで始めている政府とのコラボレート事業のメリットを強調。トヨタやホンダが先行するハイブリッド戦略とは一線を画す姿勢を明らかにする。ちなみにGTのGは成長(growth)、Tは信頼(trust)を示し、2012は5カ年計画の最終年度となる2012年からとっている。
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