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[NISSAN]

[2007/11/08]

新型GT-Rはイジれない!?
チューニング撲滅を狙う日産、その裏には……?

チューニング撲滅を狙う日産、その裏には……?GT-Rはふたつの顔を持っている。ひとつは世界に名だたる高性能スポーツカーの顔。そしてもうひとつは、チューニング界の王者としての顔だ。が、どうやら日産はチューニング界との決別を企てているらしい。

新型GT-Rは“吊るし”で完璧!?

まさに、大英断! 新型GT-Rがチューニング界と決別した。全国の日産パフォーマンスセンターでは、ECUチューン、吸排気系チューン、サスチューンなど、チューニングは一切行わない。日産正規関連会社以外の外部で施された違法チューニングGT-Rは、一切取り扱わない。つまり「新型GT-Rは“吊るし”で完璧」が、日産の主張だ。

89年登場のR32登場以来、R33を経てR34まで、ジャパニーズチューニング界の王者として君臨してきたGT-R。名機RB26(2.6リッター直6ターボ)を1000馬力級に演出するチューナーも出現した。しかし新型GT-R、世界最大のジャパニーズチューニング行事、東京オートサロンへの正式出展も見送るという。マフラー騒音の問題を含めて今後、道路交通法での規制が厳しさ増す日本。新型GT-Rが『法的グレイエリアのチューニング界』を見限ったのも、当然の成り行きである。

だがそれ以上に今回の案件は、海外での事情が深く関係している。それは、PL法(製造者責任法)対策である。新型GT-RはGT-R史上初めて、海外で正規販売される。日本でもPL法は施行されているが、現在のところ、それほどの強制力が発揮されているとは思えない。対して、PL法のメッカ、アメリカでは損害賠償金額が数百億円に及ぶこともある。ハイパフォーマンスカーのチューニングでPL法は、ベース車の製造社、その輸出入社/販売社にまで及ぶのだ。

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