日本では早くも話題沸騰中の新型日産 GT-Rだが、海外ではどうなのか。アメリカを中心に海外と日本とを行き来する在米ジャーナリスト 桃田健史氏に、海外で掴んだGT-Rの感触をリポートしてもらう。
早くも欧、米、アジアが騒いでいる!?
新型GT-Rの世界プレミアは、東京モーターショープレスデー初日、10月24日(水)。にもかかわらず、その5日前の10月19日(金)、全米最大の自動車ウエブサイトに、新型GT-Rの全貌が公開されていた。ニュル近隣のコブレンツ周辺一般路で、同サイト記者がフロントマスクに覆面をしたプロトタイプのインプレッションを行っているのだ。さらに、日産自動車提供と記載された、覆面なしの右ハンドル車走行写真、車内、3.8リッター V6エンジンなどなど、新型GT-Rのほぼ全てが明らかにされていた。
世界デビュー前に、どうしてこのような事態が発生したのか? それは、世界各地で新型GT-Rへの興味がとてつもなく大きいからだ。イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ブラジル、ロシア、中国、中東の有力自動車専門誌でも、巻頭特集で新型GT-Rを取り上げることが多く、新型GT-Rについて、あることないこと、世界各地で乱れ飛んだからだ。そこで、情報伝達の速攻性のある英語メディアが主導で、新型GT-Rニュースの世界的な交通整理をしようというのである。
同ウエブサイトではこれまで、ニュルや北米(ラグナセカ/インフェニオンレースウエイ)での新型GT-Rの走行テストを、『まるでプロモーションビデオかのような』感じのスパイビデオを流していた。そうした新型GT-R関連ニュースへのクリック数は、BMW M3、エボ X、新型STI、次期コルベットなどを大きく引き離してNo1の座を獲得しているのだ。
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