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[Morgan]

[2008/07/04]

約100年前から続く伝統をも継承したフューエルセルカー
モーガン ライフカー

モーガン ライフカーモーガンが、独自の研究によってフューエルセルカーを製作しているという。「ライフカー」と名付けられたこのクルマのプロトタイプの製作過程がこのたび公開された。

いまだに木製フレームを採用する老舗

モーガン社は、およそ100年前にイギリスで創業した少数生産の自動車メーカーである。木製のフレームを現在も採用し続けており、ほぼすべてを手作業で製作。基本的に1930年代のデザインが踏襲されているなどの特長から、日本はもとより、世界中に多くのファンを持ち、バックオーダーは常時1~2年待ちという状態なのだそう。それだけの人気を背景にしてか、英国車としては珍しく、いまだにどこのメーカーの傘下にも入っていない。

そんな伝統を重んずる老舗メーカーのイメージとは合わないが、モーガンはフューエルセルカーの開発を進めており、プロトタイプの製作過程が公開された。

各ホイールに直結させた4つのモーターが発揮する出力は22Kw。ブレーキングによるエネルギー回生機能も持ち、燃費は1.8L/100km(約55.5km/L)で、最大航続距離は250マイル(約400km)だという。具体的な重量は明らかにされていないが、非常に軽いボディが功を奏し、最高速は80~85mph(約130km/h前後)に達し、0-100km/h加速は7秒以下という。

水素から発電する部分など、フューエルセルカーとしての基幹技術は、モーガン社が独自に創り上げた、キネティック社を初めとする英国国防関連企業、複数の大学や政府機関などからなる、プロジェクト協力ネットワークから提供されている。

公開された写真からは、最新鋭技術と古来のスタイルを上手く融合させている様だ。クルマ全体のデザインは、若手デザイナーによるものだが、伝統の手法のままに創られている様子がよく分かる。

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