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新車情報

ミツオカ・大蛇(オロチ)
MITSUOKA

“ファッションスーパーカー”なるネーミングで登場!
ミツオカ・大蛇(オロチ)

光岡自動車は、2001年の東京モーターショーでコンセプトカーとしてお披露目した大蛇(オロチ)を発表。予約受付を10月3日よりH.P上で開始する。
[2006/10/02]

カッコ重視のスーパーカー

このオロチを光岡自動車は“ファッションスーパーカー”というカテゴリーに分類している。「地を這うような低い車体」と「特徴的なボディライン」という一目でスーパーカーとわかるルックスを持ちながら、いたずらにエンジン性能を追求せず、「流して走る」ことを目的としている、というのがその理由だ。さらに「ハンドルも適度に軽く、オートマチックミッションでシフトチェンジを気にしなくても良い」、「パーツ代も、メンテナンス費用も高額にならない」ということもその要因であると述べている。

つまりオロチは、スーパーカー的なスペックはさておき、そのデザインでスーパーカーを表現しようということなのだ。それを断言するだけに、エクステリアの存在感はかなりのもの。おそらくすれ違ったら誰もが振り返るであろうインパクトの強いデザインとされている。車体はスチール製のスペースフレームで構成され、ミッドシップのレイアウト。前後サスペンションは非常にオーソドックスなジオメトリーを持つダブルウィッシュボーンで、タイヤはF:245/45ZR18、R:285/ZR18という極太のサイズが装着されている。

エンジンはトヨタ製の3MZ-FEを搭載。これは、ハリアーハイブリッド等にも搭載されている3.3リッターV6ユニットで、233ps/5600rpmの最高出力と33.4kg-m/4400rpmの最大トルクを発生する。スペックを見る限りではタイヤ性能が勝っていそうな気もするが、何はともあれこのオロチに細いタイヤなど似合わないのは確かだろう。

スーパーカーへの憧れを復活させたい

スーパーカーとしてのルックスを最大の優先項目とするオロチであるが、このクルマには光岡自動車の熱い思いが込められている。1970〜80年代、世界中を一世風靡したスーパーカー、ひいてはクルマそのものに対する憧れの心を再び呼び戻したい、というのだ。確かに現代のクルマ社会は合理主義の方向へと進み、今やスーパーカーのように燃費も悪いクルマ達は反社会的な乗り物として非難されるターゲットともなっている。しかしこのオロチは従来のスーパーカーの持つ贅沢さをもう少しカジュアルに自己表現の手段として捉えた、“夢のある現実的なスーパーカー”と言えないだろうか。

またメイド・イン・ジャパンのオロチには、ものづくりに対するこだわりもある。彼らは、高性能で高品質な製品を作り上げてきた国産製品に対する誇りがあり、我が国からスーパーカーを送り出したい、という思い入れが込められているのだ。生産台数はわずか400台。富山にある工場で職人による手作業によって作られる完全受注生産車両のため、400台目が出来上がるまでに4年は掛かるという。価格は1050万円とこちらもド級だ。

Report:相澤隆之
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