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[MITSUBISHI]

[2008/07/17]

次回ダカールラリーはランサーが参戦
三菱レーシングランサー(MRX09)

三菱レーシングランサー(MRX09)ダカールラリー(パリダカ)において数々の栄冠を獲得してきた三菱。1983年よりの参戦マシンであるパジェロは、その名を世界中に知らしめてきた。このパジェロに代わり2009年よりランサー(正式名レーシングランサー)が参戦すると発表された。

ラリーでクリーンディーゼルの技術力を高める

7月16日。三菱自動車は、次回の2009年ダカールラリー(通称パリダカ)にこれまでのパジェロではなくランサーを投入することを発表した。1982年のパリダカでデビューを果たしたパジェロは、その名を世界に轟かせただけでなくエンジンや4WDシステムの技術開発に貢献してきた。

次回ダカールラリーよりランサーで参戦する理由は、今後クロスカントリーラリー活動を通じてディーゼルエンジンの技術開発に主眼を置くことになったからだ。それゆえヨーロッパをメインにする世界戦略車であり、ディーゼルエンジン搭載車でもある「ランサー(日本名ギャラン フォルティス)」に白羽の矢が立ち、車種PRも兼ね「レーシングランサー」へとその任を引き継がせることになったわけだ。もちろん、このラリーで培われたディーゼルや4WDシステムの技術は、従来同様市販車へとフィードバックされる。

「レーシングランサー」のコードネームである「MRX09」とは、Mitsubishi Rally for Cross(=X)であることを意味する「MRX」に2009年に参戦という年号を付加したものだ。このマシンはFIAグループT規定に則り開発され、2010年より施行予定の新レギュレーションにも対応したスーパープロダクション仕様のクロスカントリーラリーカー。パジェロで得たノウハウはもちろん、新設計スチール製マルチチューブラーフレームを採用。エンジンは3LV型6気筒ディーゼルターボを搭載する。最高出力&トルクは、260PS以上/66.3kg-mと砂漠の過酷なラリーに合わせトルク重視のセッティングとなっている。このレーシングランサーが、新しい三菱の技術と栄誉を与えてくれることを期待したい。

Text:相沢耕平

SPEC

車名 レーシングランサー(暫定)
全長×全幅×全高[mm] 全長4,475×全幅1,990 ホイールベース[mm] 2,900
トレッド(前/後)[mm] 1,750/1,750 車両重量[kg] 1,900
エンジン型式・種類 V型6気筒ディーゼルターボ 総排気量[cc] 2,997
最高出力 190kW(260ps)以上 最大トルク 650Nm(66.3kgfm)以上
燃料タンク容量[L] T/M リカルド社製5速シーケンシャルMT 差動制限装置付センターデフ式フルタイム4WD
燃費[km/L] 価格

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