従来のラリーアートバージョンと大きく異なり、ターボでパワーアップするだけでなく、なんとランエボXのパワートレーンまで採用する本格スポーツセダンが登場。
スポーティな走りを満喫できる大人のセダン
ランエボではスパルタン過ぎる。しかしベースモデルであるギャラン・フォルティス(かつてはランサー)のスポーツ仕様では物足りない。そんな人にピッタリなのが7月9日に登場した「ギャランフォルティス・ラリーアート」だ。
搭載エンジンは、2L直列4気筒インタークーラー付きターボ。低中速トルクを重視した特性にするためシングルスクロールターボチャージャーを採用(ランエボはツインスクロール式)し、最高出力240PS/6000rpm、最大トルク35kg-m/3000rpmを発揮する。ミッションはランエボ同様、俊敏なシフトチェンジを可能とする2ペダルセミオートマ6速MTのSSTであるが、5速と6速は高速巡航用のギヤ比に変更されており、燃費を向上させている。前後輪の適切な駆動配分を実現するACD(アクティブセンターデフ)を採用する電子制御4WD、フロントにはヘリカル式、リヤには機械式のLSDを搭載するなど、後輪左右の駆動配分をするAYCは装着されないが、まんまランエボXのパワートレーンを使っている。もちろん足回りは強化され、タイヤサイズは215/45R18を装着。ブレーキもフロントに2ポットブレーキキャリパー+16インチローターを採用するなど、スポーティな走りに対応した装備となっている。
エクステリアは、バンパー回りとボンネットが機能性を重視しランエボ風なデザインになっているが、ブリスターフェンダーや大型リヤスポイラーは装着されていないため、大人が乗れるスポーツセダンに仕上がっている。かつて販売されたATを搭載したランエボGT-Aをさらにナローにした感じといえよう。また、インテリアもシートがスポーツタイプにはなっているが、レカロ製に比べると普通のセダンらしい佇まい。ステアリングやシフトノブは本革巻きを採用しつつ、プレミアム感のある仕上げになっている。
車両本体価格は298万2000円と、ランエボX・GSRに比べ約50万円安い設定だ。
Text:相沢耕平
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