ミニの世界を広げ、より多くの人に愉しんでもらいたい。そんな狙いを持って、ミニがパリショーで発表するコンセプトモデルは、確かにユーザー層の拡大に効果がありそうな1台だ。
4m、4WD、4ドア、4シングルシート!
新しいミニは、これまでに無かった特色満載の、クロスオーバーモデルだ。クロスオーバーとは、オフロードイメージを踏襲するオンロードカーの総称で、アウディのオールロードやスバルのレガシイ・アウトバックなどがある。そんな「クロスオーバー」となったミニのコンセプトカーには、これまでのに無かった新しい試みが多数施されている。
まずボディサイズが、これまでになく大柄にされた。全長は4mを超える。これは過去のミニの歴史の中で初めてのこと。全高もほぼ1.6mに達することにより、これまでにない室内空間を確保しているという。とはいえ、ボディサイズが大きくなってもなお、明らかにミニだと分かる個性と乗り心地、そして4WD化は今回のタイヤレイアウトによって実現されたという。
次に4ドア化だが、ドアの配置は一般的なそれとは異なっている。助手席側から見れば、確かに一般的な前後ドアを見て取れる。が、運転席側のリアドアは、スライド式になっており、しかもセンターピラーレルだ。後席への人や荷物のアクセス性を考慮した設計だ。
またリアゲート(これがあるので、厳密には5ドアモデルと言えるのだが)は片側に大きく開くスイング式で、スキーやサーフボードなど長いものでも容易に載せられるという。荷物の積載量は、折りたたみ式のルーフカバーをアレンジすることでさらに増大し、リアゲート外側に収納ケースを取り付けることでも増大する。
室内には、4つの独立したシートを採用た。これによって座り心地の向上と、さらに後席でも最大13cmも後ろにスライドさせることを可能とするため、これまでにないレッグスペースを生み出した。
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