BMW社は英国オックスフォード工場で生産されていたミニ・コンバーチブルの生産を終了させた。同社は、需要が増え続ける第2世代ミニおよびミニ・クラブマンに向けて工場の生産能力を振り分けるためだと、理由を説明するのだが…。
世界中から愛された魅力溢れる1台
アメリカ向けに組み立てられたメタリック・ホワイトシルバーに塗られたミニクーパーS・コンバーチブル・サイドウォークが、工場で生産される最後の1台となった。
2004年春の登場以来、おおよそ16万4000台が生産されたというミニ・コンバーチブルは、2006年にハッチバックモデルが2世代目に移行した後も、旧モデルをベースにしたままの状態で生産が続けられていた。
BMW社によれば、コンバーチブルの77%は、英国およびアイルランド、アメリカ、ドイツ、イタリア、そして日本というメジャーな市場で販売されていたが、オーストリアやカナダへの販売も堅調で、中国とロシア向けでは急成長していたという。この他に、台数はさほど多くないものの、スカンジナビア諸国での実績が成長するなどしていたというから、ミニ・コンバーチブルは、世界中で愛されていたと言えるだろう。
生産終了を受け、オックスフォード工場の従業員は「ひとつの時代の終焉を感じる。このクルマの到着を楽しみにしてくれている、世界中の人たちの存在を感じながらの組み立て作業は、とても楽しいものだった」と感慨深く語った。
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