Part.1〜2では、乗り味を中心にレポートしてきたが、最終回となる今回は、最も豪華なロングホイールベース仕様「LS600hL」の後席の快適度を探っていく。
LS600hには“極楽モード”が標準装備
5月17日に国内発表予定のレクサス LS600h。このハイブリッド高級車をユーザーはどのように受け止めるのだろうか。ボディはロングとショートの両方が用意されるが、メルセデス Sクラスと同じようにロング版のLS600hLが人気を集めるのではなかろうか。サスペンションは国内仕様にはS仕様(スポーツバージョン=欧州仕様)と標準仕様が用意され、S仕様には前後アクティブスタビライザーと19インチタイヤが備わる。これはスポーツ走行時のロールを抑え、低扁平タイヤならではのダイレクト感ある走りを狙ったセットアップといえる。
さらにLS600hLは、サスペンションの設定が任意で3段階に調整できるようになっている。「スポーツ」はもっともダンピングが硬くなるモードだが、80Km/h以下の速度ではその真骨頂は味わえない。一方「ノーマル」モードでは走行状況に応じて、ダンパーが自動的に可変するため、普段はこのモードで走ると良さそうだ。となると、「コンフォート」モードはどのように使えばいいのか。吉田チーフエンジニアによると、コンフォートモードは後席のVIP専用に設定した“極楽モード”とのこと。ただしドライバーにとっては、サスペンションがフワフワしてあまり気持ちよくない。
さて、LS600hのボディは昨年登場したLS460と基本的に同じだが、AWD化に伴いサブフレームが部分的に強化されている。ロングのLS600hLはホイールベースが120mm伸ばされ、そのまま後席の前後長が広がっている感じだ。当然、ショーファードリブンを考慮し、前席の助手席が倒れるようになってる。よって助手席の後ろの席がベストポジションとなる。さらにこのシートにはオットマンとマッサージ機能が用意される。
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