いまやランボルギーニはアウディの傘下に入っているがシンボルとなるファイティングブルの血統は受け継がれている。しかもガヤルドは周囲を圧倒するようなオーラさえ放つ
スーパースポーツならではのオーラを発散させる妥協なき1台
ランボルギーニばかりではなく、フェラーリを含むかつてのスーパースポーツカーは、エンジンこそ超高性能だったがハンドリングやスタビリティについては褒められたものではなかった。それこそ、恐怖心と戦いながらアクセルを踏み続けることころスーパースポーツカー乗りの証しといった時代が続いていた。だが、それも’80年代までのこと。フェラーリは、一気にボディおよびシャシーを鍛え上げた。
ランボルギーニは、経営母体が変わったために出遅れた感があったが、アウディの一部門になってからは最先端の技術が導入され信頼性も格段に向上した。まずは、ランボルギーニの主力だったディアブロから受け継いだ技術とアウディの技術を合体させたムルシエラゴが誕生。それに続いて、2003年にガヤルドを投入。新世代のランボルギーニが誕生したわけだ。
だからといって、ガヤルドのランボルギーニらしさが稀釈されたわけではない。全身から発散される、ミッドシップのスーパースポーツならではのオーラはむしろ強まったほどだ。極端なまでに先鋭化させたウエッジシェイプのデザインは、ディアブロよりもランボルギーニを象徴するモデルだったカウンタックを思い出させる。それでいながらアウディの最先端技術も投入され、アルミニウム製のスペースフレーム構造を持つボディはその好例だ。エンジンも、アウディの技術を背景にしたV型10気筒を新開発している。
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