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[JEEP]

[2007/03/23]

最強オフローダールビコンと4ドアのアンリミテッド上陸!
ジープ ラングラー、オン/オフロードインプレ

ジープ ラングラー、オン/オフロードインプレ10年振りにモデルチェンジしたジープラングラー。最強のヘビーデューティ「ルビコン」と4ドア「アンリミテッド」の実力は?竹平誠氏がインプレッションする。

高い悪路走破性はそのままに、快適性が格段に進化

伝説のオリジナル・ジープの血統を受け継ぐラングラーのフルモデルチェンジ版、ラングラーJKが日本に上陸した。伝統のジープスタイルを踏襲するデザインのせいで、外観イメージは先代TJと大きく変わったわけではないが、ホールベース、トレッドとも拡大されボディサイズも一回り大きくなった。従って従来は少々手狭の感があった乗員や荷物のスペースも余裕あるものになっている。サイズ拡大は安全面の強化にも活用され、ドア内部にはサイドプロテクションバーが装備され、シート内蔵型のサイドエアバッグも新たに設定された。

ラダーフレームは、フル・ボックスセクション化され曲げ剛性で100%、捻れ剛性で50%アップを実現し、乗り心地や操縦安定性向上に一役買っている。フレームエンドはハイドロフォーミングによって潰れビード構造が成形され、より高次元のクラッシュ性能を実現。また先代TJまではリアエンドに配置されてきた燃料タンクもより車体中央近くに移設され、衝突安全性向上とマスの集中による操縦安定性向上が図られた。サスペンション形式は先代同様のクオドラリンク(4リンク+トラックバー)を継承しているが、リンクの取り回しは一新された。各リンクはもはやTJ時代の鉄板をプレス成形したものではなく、見るからに頑丈そうな中空パイプ構造(ロワアームは角断面)となった。

パワートレーンも全面的に更新された。エンジンは少々ダウンサイジングされ3.8リッターV6となったが、パワー・トルクとも先代の4リッター直6を凌ぐ。V6は全長が短く、マスの集中化およびエンジンルーム内の雰囲気温度低下という面でもメリットが大きいのも特徴だ。4WDシステムの中核であるトランスファーは、標準仕様のNV231およびルビコン専用のNV241ともに強度アップが図られるとともに、トランスファーとプロペラシャフトを繋ぐジョイントはCV(等速)化され、よりスムースなパワー伝達を実現している。

またワイドトレッド化された前後アクスルは強度的にもアップグレードされ、アクスルチューブやベアリングサイズの大径化により旧型よりも大幅な強度向上が得られている。またフロントデフはドライブシャフトアタッチメントをアクスルの上部に装備するハイピニオン・レイアウトとされ、強度アップを図りつつ、デフ周りの最低地上高アップにも貢献している。つまり、外観はキープコンセプトながら、中味は何から何まで改善され新設計になっているのだ。

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