ダイムラークライスラー日本は、ジープブランド初のコンパクトSUVモデルとして、新型パトリオットを日本に導入、8月25日より販売を開始すると発表した。
燃費性能重視のパワートレインを搭載
パトリオットは、近年人気が高まっているコンパクトSUVセグメントに属するジープの新型車だ。サイズは全長4420mm×全幅1810mm×全高1665mm、ホイールベースは2635mm。サイズ的にはトヨタ RAV4とほぼ同じで、全長がこちらの方がわずかに長い程度だ。
その2列シート・5人乗りのボディに、排気量2.4リッターの直列4気筒を搭載する。最高出力170ps、最大トルク22.4kg-mを発生するこのエンジンは、ダイムラークライスラー、ヒュンダイ、三菱自動車の3社による合弁会社 GEMAによって開発されたもの。デュアル可変バルブタイミングを備え、従来の同排気量エンジンより燃費が5%ほど向上しているという。また、トランスミッションにはジープ系では初となるCVTを搭載し4速AT比で燃費を6〜8%向上させるなど、低燃費・低CO2を追求したパワーユニットがパトリオットの大きな特徴となっている。
4WDシステムは、通常はFFに近い状態で走行するアクティブタイプの機構を採用する。電子制御カップリングを採用する“フルーダム ドライブ I”と呼ばれるこのシステムは、一般的なオンデマンド式と異なり、前後アクスル間のスリップがなくとも後輪への駆動配分が可能。これにより低μ路においても、出だしからスリップせず走行できる優れたトラクション性能を実現できるというわけだ。ライトデューティ4WDといえども、このあたりの走破性確保にかけるコダワリはさすがジープといった感じだ。
装備面では、助手席前方の視界を小型カメラで映し出し、その映像をドア内側に内蔵されたモニターに映し出すサイドビューカメラを装備。これにより無骨なコーナーミラーが不要となり、スマートなボディラインを実現している。ABS、BTCS(ブレーキ トラクション コントロール システム)をはじめ、ESP、フロント&サイドエアバッグなど安全装備も充実している。
グレードは2種類。価格は、スポーツが294万円、リミテッドは329万7000円、リミテッド パワーガラスサンルーフ付きは340万2000円に設定される。
Report:曽宮岳大
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