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[JEEP]

[2005/08/08]


あいかわらずタフで、これまで以上に速い ジープ・グランドチェロキー

あいかわらずタフで、これまで以上に速い ジープ・グランドチェロキー今年7月に5年ぶりのフルモデルチェンジを受けたジープ・グランドチェロキー。新エンジン&4WDシステムにより走行性能を高めた新型に、Mr.オフローダーが乗った。

価格を超えた速さを獲得

グランドチェロキーはいわずと知れた元祖プレミアムSUVだ。その大きすぎないサイズと都会的洗練に加え、ジープブランドならではの走破性という隠し味の妙が都市生活者に受け、今日のプレミアムSUV市場の先駆者となった。今回の新型は第3世代にあたるが、昔と違って同セグメントに多くの欧州製競合車が存在する今、新型グランドチェロキーはどのような変貌を遂げたのか。

先代よりも大柄になった車体はダイムラー・クライスラーの新型プラットフォームを使い、ソリッドな車体剛性、最新の衝突安全性と優れたNVH(耐ノイズ/振動/突き上げ)性能が特徴。サスペンションは、フロントにロング&ショートアームと称するハイ・アッパースタイル(乗用車のようにキャンバー剛性が高いモダンな設計)のダブルウィッシュボーン、リアには4リンク+トラックバー(ラテラルロッド)方式のリジッドアクスルを採用している。リアにリジッド式を継承したのはタフなSUVイメージを守りたいというジープ的(あるいはアメリカ的)価値観の表れだろう。

エンジンに関しての目玉は「5.7HEMI」(326ps/51kg-m)が設定されたこと。日本市場向けはこのHEMIと4.7リッターV8(先代からお馴染みのもの)の2本立てだ。ミッションはどちらも5速ATが組み合わせられる。この545RFE型ATには2速ギアがふたつあり、キックダウン専用の「もうひとつの2速」も備わる最近流行のスペック。またマニュアルシフトモードやトルコンのパーシャルロックアップなど、AT機能にこだわるわれわれ日本人にとっても満足できる仕様だ。

プレミアムSUVセグメントでは動力性能に関心が高いが、HEMI搭載のグランドチェロキー(リミテッド5.7)はめっぽう速い。その強力さときたら、カイエンターボやX5の4.8リッターバージョンといった怪物には譲るものの、その他のプレミアムSUVの後塵を拝することは無いと言って良いほど。グランドチェロキーのお値段は大方のライバルよりお買い得だから、このたくましい動力性能は大きな魅力だ。動力性能のコストパフォーマンスはSUVきってのものといえる。

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