ジャガーが新しいコンセプトカーを発表した。C-XFと呼ばれるそのモデルは、新世代デザインと量産車に先駆けたテクノロジーを採用する、美しい4ドアサルーンのデザインスタディだ。
ジャガーらしさを感じさせる新デザインを模索
今回発表したC-XFと名付けられたコンセプトモデルは、いわく「ジャガーの新時代を告げるモデル」で、まったく新しいスポーティな4ドアサルーンのボディを身にまとう。サルーンといっても、そのスタイルはクーぺをイメージさせる流線型フォルムに仕上がっており、他モデル同様に、美しさと実用性の両立が図られている。
デザインを手掛けたのは、現行ジャガーのすべてのモデルに関わりを持つデザインディレクター、イアン・カルムらが率いるジャガーデザインチームだ。注目すべき特徴は、既存のXJ(4ドアサルーン)やXK(2ドアクーペ/コンバーチブル)のどちらとも異なるボディプロポーションや、新形状のヘッドライトやグリルなどの構成パーツが、すべて新しいアプローチでデザインされていること。その上で、歴代ジャガーに通じる伝統的な要素も盛り込み、保守的な層を落胆させることのないバランスで仕上げているあたりも特筆すべき点だろう。
デザイナーチームは1950年に誕生したジャガー Mark VIIや59年のマークII サルーンにインスピレーションを受けたそうで、またスポーツカーを思わせるボディラインはXK120のそれを継承しているという。一方、ジェットエンジンのエアインテークを彷彿とさせるボディに深く入り込んだメッシュグリル、これまでのツインランプに取って代わるシングルエッジのヘッドライト形状などは、今後出る市販モデルにフィードバックされていきそうなポイントだ。
もうひとつ、デザイン面でこだわっているのがボディカラーとそのコーディネートだ。ワンオフ仕上げのメタシャインシルバーを基調に、クロームやアルミ、ホワイトセラミックを使用。通常、これらの華飾アイテムはワンポイントとして使われることが多いが、このコンセプトカーでは、“トーン・オン・トーン”コンセプト、すなわち同系色を組み合わせることで素材や質感に目がいく効果が狙われている。その金属塊から削り出されたような外観を表現するため、デザインチームは飛行機からカメラまで、あらゆる機械器具からヒントを得てC-XFを仕上げたそうだ。
[Jaguar]のおすすめコンテンツ
[新車情報]のおすすめコンテンツ









