その迫力あるエクステリアから「ベビー・ハマー」の異名を持つH3だが、約2tの車重に対して従来の3.5Lでは物足りなさは否めなかった。そんな市場要求に応え5.3L V8モデルが追加される。
パワーウエイトレシオは兄貴分のH2より良好
ハマーH3は、その個性的な伝統のスタイリングと日本の道路でも持てあまさないボディサイズが特徴のヘビーデューティSUVだ。過酷なフィールドで鍛え抜かれた高い悪路走破性能や、他を圧倒する存在感が高い人気を博している。しかし、6.2LV型8気筒エンジンを搭載する兄貴分となるH2に比べ、H3は3.5L直列5気筒エンジンとボディサイズが小さいとはいえ、さすがに山道などの上り坂では力不足は否定できなかった。そんなジレンマを一気に解消する5.3LV型8気筒エンジンを搭載するモデルの販売が7月6日より開始する。
5.3LV型8気筒エンジンの最高出力&最大トルクは305PS/44.3kg-m。3.5L直列5気筒エンジンより最高出力で60PS、最大トルクは10.8kg-mもアップ。H2より軽量なためパワーウエイトレシオは7.2kg/PS(H2は7.5kg/PS)、トルクウエイトレシオが45.1kg/kg-m(同53.1kg/kg-m)と良好な数値になっている。このエンジンに組み合わされるミッションは4速ATのみだが、ギア比は3.5Lモデルと同様なので、間違いなく力強い走りが期待できる。また、3.5Lのハイパフォーマンスグレード「アドベンチャー」のみに設定する駆動システム“エレクトロニック ドライバー セレクティブ フルロック リアディファレンシャル”を装備し、悪路から舗装路まで高い走行性能を実現している。
ボディカラーは、専用色としてトーチメタリック(オプションで6.8万円高)を追加設定。車両本体価格は685万円。ステアリング位置は左のみとなっている。
Text:相沢耕平
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