すでに何度か記事を掲載しているホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」に試乗する機会を得た。果たして最新の燃料電池車の実力はどれほどなのか?そのリポートをお届けしよう。
出力&航続距離も実用レベル
昨年のロサンゼルスオートショーでデビューした、ホンダの新型燃料電池車「FCXクラリティ」。すでに全米では企業や個人向けのリース販売が開始されており、先日も第1号車が納車されたばかりだ。またすでに日本国内仕様も発表され、今年11月から民間企業向けにリース販売が始まる予定となっている。
この「FCXクラリティ」は、2003年に登場した「FCX」に次ぐモデルとなっており、市販化される前の2005年には、その前身となる「FCXコンセプト」がデビュー。それからさらに改良を受け、進化を遂げた。搭載されるシステムは、最高出力100kW、最大駆動トルク 256Nmを発生するモーターと、ホンダ独自の「V Flow FCスタック」と呼ばれる燃料電池スタック、そしてリチウムイオンバッテリーから成り立っており、350barに圧縮された水素ガスを燃料としているのは以前にリポートしたとおり。水素ガスを満タンに充填すれば、その航続距離は600kmを超えるという。
エクステリアデザインも、コンパクトカーのロゴをベースとしていた先代FCXから一新し、よりダイナミックな走りを彷彿させる伸びやかなセダンボディとなった。インテリアも先進性を感じさせるデザインであるとともに、シートには世界初となる植物由来の新素材「Hondaバイオファブリック」を採用。パワーコンポーネンツ以外にも環境に対する配慮がなされているのが特徴的といえるだろう。
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