テクノロジー

Ford
今後のフォードは死角ゼロ?
交通事故発生を抑えるため、フォード社は走行安全を手助けする2つの新機能を装備するという。多くの顧客からの要望に応えて開発されたという新機能とは?
[2008/04/14]
今後のフォードは死角ゼロ?
フォード 死角減少システム
交通事故発生を抑えるため、フォード社は走行安全を手助けする2つの新機能を装備するという。多くの顧客からの要望に応えて開発されたという新機能とは?[2008/04/14]
広角ミラーと電子の目で死角にいるクルマをキャッチ
交通事故について考える時、つい死亡に繋がる重大事故に目を向けてしまうが、事故全体に占める割合がもっとも多いのは、低速での接触事故だ。例えば日本では、過去10年での事故死者数や他の速度域での事故が減少しているのに対し、唯一50km/h以下での事故だけが増加傾向にある。低速での事故は、周囲の状況の見極めや確認が難しいと思われる一般道で発生する。
そこでフォード社は、まずぶつからない為のアクティブセイフティの一環として、ドライバーの死角を減らすことが有効だと考えた。2009年から「ブラインド・スポットミラー」と「クロストラフィック・アラートwithブラインド・スポット・モニタリングシステム」を、フォード、リンカーン、マーキュリーのほぼ全車種に装備すると発表した。
「ブラインド・スポットミラー」とは、通常のミラーの中に、より広角なミラーを埋め込み、これまでは死角となっていた位置にいるクルマなどを見えるようにするものだ。フォード社の副社長のDerrick Kuzak氏によれば「この機能は、お客様へのリサーチの結果をダイレクトに反映させたもの」で、「お客様は運転中の視界の確保が事故防止に重要だと考えており、より広い範囲を見渡せるミラーを望んでいたのです」と、リサーチ結果を説明する。
もうひとつの「クロストラフィック・アラートwithブラインド・スポット・モニタリングシステム」は、自車の後方を横切ろうと迫ってくるクルマや、隣の車線など斜め後方にいるクルマを検知してドライバーに知らせる機能である。リアバンパーの左右外側に設けられたレーダーセンサーが、常に斜め後方のクルマを監視する。これが、「ブラインド・スポット・モニタリングシステム」だ。このシステム単独では、2車線道路を走行中に接近する他車を検知して注意を促す働きをする。
そして、ギアをリバースに入れた際に働くのが、「クロストラフィック・アラート機能」である。「ブラインド・スポット・モニタリングシステム」に加え、左右どちらの方向でも、65フィート(約19.5m)以内に近づいてくるクルマを検知してドライバーに知らせてくれる。従来のバックセンサーは、クルマの真後ろ方向しかモニターしていなかったが、このシステムでは左右の広い範囲をモニタリングするため、90度方向から近づいてくるクルマも検知出来るようになった。近づいてくるクルマを検知した際は、バックミラー内に赤いインジケーターが点灯し、同時に警告音が鳴らされる。
そこでフォード社は、まずぶつからない為のアクティブセイフティの一環として、ドライバーの死角を減らすことが有効だと考えた。2009年から「ブラインド・スポットミラー」と「クロストラフィック・アラートwithブラインド・スポット・モニタリングシステム」を、フォード、リンカーン、マーキュリーのほぼ全車種に装備すると発表した。
「ブラインド・スポットミラー」とは、通常のミラーの中に、より広角なミラーを埋め込み、これまでは死角となっていた位置にいるクルマなどを見えるようにするものだ。フォード社の副社長のDerrick Kuzak氏によれば「この機能は、お客様へのリサーチの結果をダイレクトに反映させたもの」で、「お客様は運転中の視界の確保が事故防止に重要だと考えており、より広い範囲を見渡せるミラーを望んでいたのです」と、リサーチ結果を説明する。
もうひとつの「クロストラフィック・アラートwithブラインド・スポット・モニタリングシステム」は、自車の後方を横切ろうと迫ってくるクルマや、隣の車線など斜め後方にいるクルマを検知してドライバーに知らせる機能である。リアバンパーの左右外側に設けられたレーダーセンサーが、常に斜め後方のクルマを監視する。これが、「ブラインド・スポット・モニタリングシステム」だ。このシステム単独では、2車線道路を走行中に接近する他車を検知して注意を促す働きをする。
そして、ギアをリバースに入れた際に働くのが、「クロストラフィック・アラート機能」である。「ブラインド・スポット・モニタリングシステム」に加え、左右どちらの方向でも、65フィート(約19.5m)以内に近づいてくるクルマを検知してドライバーに知らせてくれる。従来のバックセンサーは、クルマの真後ろ方向しかモニターしていなかったが、このシステムでは左右の広い範囲をモニタリングするため、90度方向から近づいてくるクルマも検知出来るようになった。近づいてくるクルマを検知した際は、バックミラー内に赤いインジケーターが点灯し、同時に警告音が鳴らされる。
他社より一歩踏み込んだユーティリティ
この「ブラインド・スポットミラー」と「クロストラフィック・アラートwithブラインド・スポット・モニタリングシステム」により、例えば車線変更をしようとして、斜め後方のクルマからクラクションを鳴らされたり、バックで道路に出ようとする時、近づいてくるクルマに気づかずにヒヤリというようなシチュエーションでの事故の可能性を減少させてくれるはずだ。
特に「クロストラフィック・アラート機能」は、ほとんどの場合に前向き駐車するアメリカでは、高く評価されると考えられるが、道路が狭く死角が多い日本でも、あると助かる機能ではないだろうか。例えばアウディ社のサイドアシストなど、斜め後方に接近する車両の存在を警告する機能は他社でも開発されているが、今回フォード社が発表したシステムは、従来のシステムよりも広範囲を電子の目が監視し、さらに実際にドライバーが目で確認出来る範囲を増やすなどしており、より踏み込んだユーティリティを提供していると言える。
多くのクルマが交錯する一般道での事故の危険を、これらの新機能が減少させてくれることは、間違いなさそうだ。
Report:染谷英一郎
特に「クロストラフィック・アラート機能」は、ほとんどの場合に前向き駐車するアメリカでは、高く評価されると考えられるが、道路が狭く死角が多い日本でも、あると助かる機能ではないだろうか。例えばアウディ社のサイドアシストなど、斜め後方に接近する車両の存在を警告する機能は他社でも開発されているが、今回フォード社が発表したシステムは、従来のシステムよりも広範囲を電子の目が監視し、さらに実際にドライバーが目で確認出来る範囲を増やすなどしており、より踏み込んだユーティリティを提供していると言える。
多くのクルマが交錯する一般道での事故の危険を、これらの新機能が減少させてくれることは、間違いなさそうだ。
Report:染谷英一郎
「Ford」のおすすめコンテンツ
あの人気特撮テレビドラマの新型マシンと同仕様車両がオークションに登場 フォード GT500KRプラグインHEV開発を東海岸エリアでも加速 フォード エクスプローラ ハイブリッド
今後の車両開発・販売などへの影響はいかに フォードがジャガー&ランドローバーをタタ社に売却
フォードらしい社会貢献の方策を発表 NYオートショー2008 フォード
飛び抜けた性能や個性こそないがあらゆる面で水準以上を確保 フォードESCAPE XLT/リミテッド
>>「Ford」記事一覧
「テクノロジー」のおすすめコンテンツ
世界初、アルコール・インターロック付き車両販売スタート ボルボ アルコガードクワトロとTDIによる新価値想像なるか Audi TDI Winter Test Drive
Googleとの提携で車内環境を大きく変える BMW ConnectedDrive
最初の約100kmは燃料消費ゼロ!? ボルボ リチャージコンセプト
歩行者を察知し自動的にブレーキを掛ける ボルボ最先端衝突防止技術
>>「テクノロジー」記事一覧










