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フォード エクスプローラ ハイブリッド
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プラグインHEV開発を東海岸エリアでも加速
フォード エクスプローラ ハイブリッド

ボルボ社のプラグインハイブリッドカー開発情報を3/31にお届けしたが、米国フォード社でもプラグインハイブリッドカー開発を積極的に進めている情報が入ってきた。
[2008/04/03]

大手電力関連リサーチ機関とタッグを組みチームを結成

3月31日のDriving Futureでボルボ社がスウェーデン企業とタッグを組んで、プラグインハイブリッドカー開発を進めていることをレポートしたが、今回、フォード社の最新状況が発表された。フォード社もボルボ同様に協力なサポーターを見つけたようだ。

フォード社がタッグを組んだのは、エレクトリック・パワー・リサーチ・インスティテュート(EPRI)で、その契約期間は3年間となっている。EPRIは電力会社に向けて、環境やオペレーションの技術を開発研究して提供する非営利機関で、全米の9割を越える電力会社の技術者をはじめ、専門学者、自身が抱える技術者などをメンバーとして構成されている。

フォード社はすでに、カリフォルニアの電力会社「サザン・カリフォルニア・エディソン(SCE)」と、自動車メーカーとして初の公共電力会社とのパートナーシップを結び、プラグインハイブリッドカーの研究を進めていたが、今回のEPRIとのパートナーシップ締結によって、プラグインハイブリッドカーの普及に向けてさらなる進歩を見込んでいる。EPRIとジョイントすることで、フォード社は、同社のプラグインハイブリッドカーが、全米の家庭用電源に対応出来るようにする技術を研究すると同時に、現状を評価し、プラグインハイブリッドカーを広く普及させるために必要とされる設備などを探るというのだ。

20台のエクスプローラを使って啓蒙活動

フォード社はSCE社との共同研究のために20台のエクスプローラ・プラグインハイブリッドカーを生産し、主にロサンゼルスエリアでのテストに利用してきた。しかしEPRIとのパートナーシップが始まるのに合わせ、これらの車両を他の電力会社などへのデモンストレーション活動にも使用することにした。なお、今回のパートナーシップによる活動が主に行われるのは、ニューヨークならびにニュージャージー州になる。

プラグインハイブリッドカーは、フォード社が開発している電気自動車の一モデルであるが、オフピーク時の電力を使って充電することにより、充電コストを抑えられるという特長を持っている。もちろん、走行中の排出ガスが少ないなどの環境性能も高い。だが、現在の時点ではまだ解決すべき課題も少なくない。フォード社の継続可能
モビリティ技術部門のディレクターであるNancy Gioia氏は、「プラグインハイブリッドカーは、非常に高い有望性を持っています。しかし、市販化にあたっては、バッテリーのコストや充電方法など、大きな障害をクリアする必要があるのです」と語る。

このフォード社側からの声に対し、EPRIの電気自動車部門のプログラムマネージャのMark Duvall氏は、「今回のプロジェクトは、プラグインハイブリッドカーの登場に向けて、何を準備すべきかを電力会社に理解してもらうことです。これにより、プラグインハイブリッドカーの開発を加速させる効果があるでしょう」と応えている。

両者のリサーチと分析は、バッテリー技術、車両のシステム開発、顧客の使い勝手の向上、電力供給インフラの整備といった側面からも行われるという。ガソリン価格の高騰傾向が収まらない今、アメリカだけでなく多くの国からその動向が注目されている。

Report:染谷英一郎
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