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[Ford]

[2008/01/15]

省燃費、低エミッション、低価格を実現する新型エンジン
フォード・エコブースト

フォード・エコブーストデトロイトモーターショーに先がけて発表された新技術「エコブースト」は、最大20%の燃費向上と15%のCO2削減をエンジンパフォーマンスの向上を両立させつつ、低価格で実現するという。向こう5年間で50万台以上に搭載されるという新技術の中身とは?

デトロイトショー「エクスプローラー・アメリカ・コンセプト」でお披露目

フォードは次期型「エクスプローラー」とされる「フォード・エクスプローラー・アメリカ・コンセプト」を出展したが、注目すべきは低燃費エンジン「エコブーストエンジン」が搭載されたことだ。

今回お披露目された「エコブーストエンジン」の技術の核は、まるでディーゼルエンジンとも思えるような、ダイレクトインジェクションとターボである。ダイレクトインジェクションは高圧で燃料を最適の分量だけ最適のタイミングでエンジンの燃焼室に直接噴射する。そのため、従来に比べて燃料の燃え残りや無駄な消費を抑えることが可能であるため、エンジンパフォーマンスと同時に、燃費やエミッション性能も向上することができる。またターボの装着によって、より大きな排気量のエンジンと同等のパワーを発揮させる。気になるターボラグやノッキングの発生といったターボ装着のデメリットは、ダイレクトインジェクションとの併用で最小限に抑えられているという。

これにより、従来の8気筒エンジンに相当するパワーを6気筒で、同じく6気筒相当を4気筒で発生させることが可能になった。例えば、エコブーストのV型6気筒3.5Lエンジンのトルクは、2000~5000rpmという広い範囲で340lb-ftであり、これを従来型ノンターボエンジンに当てはめてみると、同じ回転域で270~310lb-ftを発生するV型8気筒4.6Lエンジンに相当する。

従来のエンジンと同等かそれ以上のパワーを維持しながら、サイズダウンが可能となったことで、搭載可能となる車種は小型車から大型トラックまでと幅広くなった。フォードはこれからの5年間に、フォード、リンカーン、マーキュリーのブランドに採用を進め、2013年には少なくとも50万台に展開するつもりだ。

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