2009年モデルのフォーカスに、RSグレードが設定される。2002年以来、7年ぶりに復活する伝説のグレードは、その名に恥じない性能を与えられるという。
WRCカーを彷彿させるダイナミックな外観
70年代にルマンで活躍したエスコートRS1600にちなんだブライト・グリーンに仕上げられたモデルは、来る7月22日からロンドンモーターショーで公開されるという。現在、2009年初頭の発売に向けて、いまだ開発作業は継続中だと言われるが、今回発表されるモデルは、ほぼ市販仕様の状態まで仕上がっているらしい。
WRCのラリーカーを彷彿とさせるダイナミックな外観上の特長は、大きく張り出した前後フェンダーと大型のリアウイング、そして大型化されたラジエターグリルやスリット入りのボンネットだ。ピアノブラックに塗られた部分が織りなすカラーアクセントは、デザイン上の特長となっているだけでなく、RSというモデルの特別なアイデンティティを主張する役目も持っている。デザインの特長について、フォードヨーロッパのチーフエクステリアデザイナーのStefan Lamm氏は「あくまでもフォーカスであり、同時にRSであることを主張させました。他のモデルとは明らかに違う、優れたパフォーマンスを持っていることを表現しながらも、フォーカスSTの延長にいることをも思い起こさせることを意識しました」と説明する。
前後リアクォーターパネルは、単にオーバーフェンダーを追加したのではなく新たに設計され、広げられたトレッドと大型ホイールに対応させている。フロントフェンダー後方のRSバッジ付きのエアベントは、ボンネットのルーバーと共に、エンジンやブレーキの冷却に一役買っている。また、前後バンパーもパフォーマンス向上や車幅の増加に対応するべくデザイン変更され、エアの吸入効率の向上など実務的な能力向上に貢献しているという。なかでも大きなリアウイングは、まさにフォーカスWRCのイメージを彷彿とさせる。試験車はドイツのニュルブルクリンクで走行試験を重ねたというから、派手な見た目だけでなく、実質的な性能にも大きく貢献していると考えられる。
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