ヨーロッパフォードが世界戦略車と位置づけているフィエスタの最新モデルの概要を公表した。今回明らかになったのは3ドアモデルの概要のみで、さらなる詳細は3月に開催されるジュネーブモーターショーで明らかにされるという。
バーブ コンセプト初の市販車
フォード・フィエスタは、主にヨーロッパで成功を続けてきた3/5ドアハッチバックのコンパクトカーだ。その歴史は長く、1976年の初代登場から今回発表されたモデルで4代目となる。現在までに世界中で1200万台以上の販売実績があるクルマだが、ジツは初代の開発計画はフォード創設者の子供「ヘンリー・フォード2世」による極秘プロジェクトだったという逸話を持っているクルマでもある。
新型フィエスタを示唆するモデルは、すでに2007年のフランクフルトショーで発表されていた。Driving Futureで2007年の8月28日に紹介している「バーブ コンセプトカー」がそれだ。バーブ コンセプト カーは、同社のデザインDNAであるキネティックデザインを取り入れ、伝統的なフォードらしさと先進性を融合させた次世代のフォードの小型車の方向性を示したものだ。フランクフルトに続き、広州とデトロイトのショーで発表された2種類の4ドアセダン版と合わせて全部で3モデルのシリーズを形成しているが、新型フィエスタは、バーブ コンセプト初の市販用モデルとなる。ヨーロッパフォードの製品開発部副部長のJoe Bakaj氏は「今回の発表は、フォードにとって本当にワールドプレミアなのです。新型フィエスタは、フォードのグローバルプロダクト開発プロセスを経て誕生する、最初のモデルになります。我々はフィエスタを皮切りに、世界戦略車を次々に誕生させる予定です」と語る。
新型フィエスタは、2008年秋にヨーロッパ向けに販売が始まり、2010年までにはアジアやアメリカでも販売を開始する予定だという。フォードの小型車開発部のディレクターMartin Burela氏は「新型フィエスタは、ヨーロッパのハートを持ち、世界中に向けて発信されるのです。2010年までの間に、生産拠点をヨーロッパ、アジア、北米の3カ所に置く計画です」と語った。
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