1. TOP
  2. FIAT
  3. 新車情報
  4. フィアット チンクエチェントが復活

[FIAT]

[2007/03/23]

イタリアの小さなヒーロー
フィアット チンクエチェントが復活

フィアット チンクエチェントが復活伊フィアット社が、1957年に初代が誕生したフィアット 500(チンクエチェント)を現代に蘇らせ、イタリアでは今年7月より販売開始すると発表した。

ちょっとレトロで、ほどよくモダン

イタリアでチンクエチェントの名で親しまれる、「500」の元祖モデルともいうべき、NUOVA 500(“新500”の意。それ以前は“トポリーノ”こと500Aなどが存在した)が登場したのは1957年。大戦後まもなくして生産が開始された同モデルは、ドイツのビートルやイギリスのMini、あるいは日本の軽自動車(ホンダ ライフやスバル 360など)のように、庶民の手の届きやすい価格で、人々にモータリゼーションという新しい自由をもたらすクルマとして親しまれたことで有名なクルマだ。

ダンテ・ジアコーサがデザインした、空冷の480ccエンジンをリアに搭載した同モデルは、必要最小限のコンパクトボディに(狭いとはいえ)4人分の座席が確保したパッケージを持ち、1975年までの18年間に389万台もの台数が出荷されるほどの爆発的なヒットとなった。そのイタリアの“小さなヒーロー”が、元祖モデルの誕生からちょうど50年後となる今年7月に復活することになったのだ。

“新しいNUOVA 500”は、50年前の面影を残す、曲線を帯びたコンパクトなボディで登場。サイズは全長3550mm×全幅1650mm×全高1490mmという軽よりも若干大きい程度で、昔のチンクエチェントよりはだいぶ大きくなっているが、現在のフィアットのエントリーモデル、600(セイチェント)より小さい。もちろんドア数は2枚の3ドアハッチである。

エクステリアについては、レトロに振りすぎず、現代的なデザインエッセンスをほどよく取り込んでいるところに好感を持つユーザーが多そう。逆に、元祖に通じる部分は丸目のヘッドライトや、ラジエターグリルを持たず中央にフィアットロゴを配した特徴的なフロントフェイスなど。昔のチンクエチェントはリアエンジンゆえラジエターグリルレスだったわけだが、現代のモデルは、既存のFFプラットフォームを使ったフロントエンジン仕様。フレッシュエアの取り込みは主にバンパー内のロアグリルで行うということだろう。

内装は、まさに当時のものとは隔世の感で、イタリア車らしいデザインコンシャスな雰囲気でまとめられるが、大きな丸形シングルメーターなどは、当時のモチーフを取り入れたと思しきポイント。そのメーターには、目盛りが200km/h以上まで刻まれているが、搭載エンジンはガソリン仕様が1.2リッター 8バルブ(69ps)と1.4リッター 16V(100ps)、それにディーゼル仕様の1.3リッター 16Vマルチジェットディーゼルだから、それほどスピードが出そうではない。なお、トランスミッションはグレードにより5速または6速MTが組み合わされるとあり、現状でオートマチック導入についての具体的なアナウンスはない。

[FIAT]のおすすめコンテンツ

リンク

[新車情報]のおすすめコンテンツ

リンク

carview車買取

Ranking

Special

Blog

Mail Magazine