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フェラーリ 612スカリエッティ エンハンスト登場
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Bose初のAVヘッドユニットを搭載
フェラーリ 612スカリエッティ エンハンスト登場

コーンズ&カンパニー リミテッドが、フェラーリの最上級モデル「612スカリエッティ」に、Bose初のヘッドユニットなどを搭載した新しい仕様を設定しお披露目した。発表会場には、F1で来日したジャン・トッド氏の姿も。
[2007/09/27]

スピーカーやアンプのみならず、ヘッドユニットもBose

フェラーリの輸入元コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド(以下コーンズ)が、フェラーリのフラッグシップモデルである「612スカリエッティ」に、仕様装備をグレードアップした新バージョン「612スカリエッティ エンハンスト」を設定し、芝浦の本社ビルで記者発表会を行った。「価値を高める」という意味を込めて「エンハンスト」のサブネームが付け加えられた同モデルの最大のトピックは、Boseのマルチメディア システムを搭載していること。

Boseはこれまでにもその車種専用にスピーカーやアンプをチューニングしたモデルを展開、様々なブランドに純正採用されているが、ヘッドユニットまで同社オリジナルのものを搭載するのは、今回のフェラーリが初めて。名実共にハイエンドとして知られるフェラーリとBoseのコラボレーションがここに誕生したというわけだ。会見では、週末に迫った日本グランプリ参戦のため来日した、フェラーリF1チームの総監督であり、フェラーリ社のCEOでもあるジャン・トッド氏が出席し、ニューモデルを紹介した。

デザインはシンプルに、操作は簡単に、運転は存分に

では、Bose初にしてフェラーリに初搭載されるヘッドユニットとはどんなものなのか、さっそく見ていこう。搭載される「インフォテレマティック システム」と呼ばれるシステムは、HDDナビ、チューナー、テレビ、オーディオを統合制御。わかりやすいインターフェイスにより、ドライバーが求める機能を簡単に引き出すことができる「使い勝手の良さ」が第一に追求されている。その実現のため、ヘッドユニットの意匠はシンプルな作りになっている。モニターの両脇に大きめのダイヤルが左右それぞれに備わり、上下にはサブスイッチを配置。この昔のラジオのような直感的に理解できるわかりやすさをコンテンポラリーなデザインで再現した、そんな印象だ。

では、ヘッドユニットの表面に露出されていない機能をどのように引き出すかというと、ここにハイテクが駆使されていて、本体に手を近づけるとメイン操作ノブのセンサーが手が近づいたことを感知。手をかざすだけで関連する様々なインフォメーションをディプレイに表示し、選択できるようになっているのだ。誰もが使いこなせる高い操作性、IT用語でいうところのユーザビリティを高めることで、ドライバーはフェラーリ最大の愉しみである「運転」に集中できるというわけだ。

Boseのサウンドへのこだわりが再生性能以外にも

もちろんオーディオそのものの機能充実化も図られている。再生メディアはCDやDVDなどの市販メディアのほか、CD-RやDVD-Rに録音したディスクに対応。音楽フォーマットもMP3やWMAが再生可能となっている。またiPodやUSBの接続や、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応しており、外部機器との親和性も高められている。

このほか、チューナーの受信性能や音声認識にもBoseならではのテクノロジーが活かされている。具体的には、受信率の悪い地域でのノイズ低減が図られているほか、電波の強い局を常にモニターしておくことで、選局ボタンを押したときに感度の良い放送局が選択されるなど、ユーザーの手を煩わせなくするための工夫に余念がない。また、ハードディスクに記録された楽曲を再生する際、お気に入りの曲の時に「+」、そうでない曲には「−」を押すと、システムがそれを学習し、ユーザーの好みにあった選曲をセレクトするという機能も盛り込まれている。

スピーカーについては、低音〜高音用に最適化されたスピーカー、ツィーター、ウーファーを全11スピーカーを装備し、臨場感ある5.1chのサラウンド サウンドに対応している。

612スカリエッティ エンハンストには、Boseオーディオシステム以外にも、ポルトローナ・フラウ製のナチュラルレザーやインテリアカラーのマッチしたシートベルトやカーペットを採用し、エレガントな空間が追求されている。

価格は、3297万円(F1仕様)。年内は20台の販売が予定されており、納車は12月下旬頃から順次行われる予定という。

Report:曽宮岳大
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