2007年に日本に導入された4車種のダッジのうち、激戦区のミッドサイズに位置するアメリカンセダン、ダッジ アベンジャーに試乗。
ストラトスの復讐
ダッジ・アベンジャーは、日本でもかつてクライスラーブランドで販売されていたストラトスの後継車にあたる。そう聞かされても全然ピンと来ないほどストラトスの影は薄かったのだが、とりあえずそれは三菱エクリプスの兄弟車として95年に登場、2.5リッターV6を搭載するFFスポーティセダンだった。しかし00年には、そのスポーティなキャラクターを特化させるためか、セダンの生産が中止されてストラトスクーペへとスイッチ。つまりオリジナルのセダンとしては約6年ぶりの復活となるわけで、アベンジャー(Avenger=復讐者)というネーミングも何やら意味深に思えてきたりする。
今年、ようやく日本への進出を果たしたダッジブランドは当初から4モデルのラインナップを発表していたが、そのしんがりを務めることになったのがアベンジャー。4ドアセダンとしてはすでにチャージャー SRT8が導入されているが、あちらは6.1リッターV8を搭載する正真正銘のアメリカンマッスル。普通の感覚で乗れるフツーのセダンじゃない。
日本はもとより欧州圏もマーケットにするアベンジャーは、専用プラットフォームを得て新開発されたグローバルカー。ミッドサイズセダン、いわゆる競争が激しいDセグメントにカテゴライズされる。そこにはメルセデスベンツCクラス、アウディ A4、BMW 3シリーズといったドイツ産の競合たちがひしめき合っていて、日本でも輸入車市場の核となっている。
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