アベンジャーは、チャージャーの持つパワフルなイメージを凝縮したミッドサイズ セダン。北米デビューは今年1月のデトロイトで、基本設計は最も新しい。
ちょっと悪そうな雰囲気だが造りはマジメ
アベンジャーは、1995年に登場したストラトスの後継モデルとして、今年1月のデトロイトショーで発表されたばかりの新型ミッドサイズセダンだ。開発にあたっては、ストラトスより装備や質感を向上させつつ、価格を抑えることで商品力をアップ。またインテリアの居住スペースを拡大し、実用・快適性を高めた新しいパッケージを、チャージャー譲りの大胆なエクステリアデザインに包み込むことで、押し出しの強い“ダッジ イズム”を実現させている。
北米仕様はこのほか燃費性能を高めた新しい4気筒エンジンの採用や、ダッジのミッドサイズセダンとして初めてAWDシステムを一部モデルに採用するなどの改良が施されているのだが、日本に導入されるのは、2.7リッターV6エンジンを搭載するFFモデル。エンジンは、最高出力189hp、最大トルク26.4kg-mを発生。4速ATの組み合せで、燃費は北米では市街地で9.3km/L、高速で12.7km/Lと発表される。
SXTと呼ばれるこのグレードは、ボディ同色のサイドモールやアメリカで人気の高輝度タイプの切削アルミホイール(17インチ)、クロームグリルアクセントなどが付き、ミッドサイズセダンの上質感を内外装で演出した仕様となっている。ボディサイズ(北米仕様)は、全長4849mm×全幅1824mm×全高1496mm、ホイールベースは2765mmだ。
インテリアは、MP3の再生に対応するCDオーディオ、6スピーカー、ヒーター/クーラー付きカップホルダー、運転席パワーシート、汚れが付きにくい抗菌タイプのファブリックシート、6:4の分割可倒式リアシート、ESP、各エアバッグなどが装備される。なお、日本仕様は右ハンドルとなる。
北米でも発売が第一四半期ということから、4モデルの中では国内発売が一番遅くなるかもしれないが、大胆なアメ車の雰囲気が味わえつつ、価格以上の質感や装備が追求されたアベンジャーは、日本で言うカムリのような存在といえるかも。特にミッドサイズセダンの実用性は欲しいけど、周りのクルマとちょっぴり違う個性が欲しいという向きは要チェックだ。
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