6月30日に発売されるキャリバーは、同ブランド唯一となるSUVモデル。クライスラー系の新世代プラットフォームをベースに、タフネスを主張するボディスタイルを構築。エンジンは3.7リッター・205psユニットを搭載する。
次期チェロキーの改良型プラットフォームを先取り採用
“パワフル”や“ボールド”(大胆)をデザインDNAとするダッジ車の中でも、その個性が最もストレートに表現されているのがナイトロだ。十字形の大型ラジエターグリル、スクエアなボディデザイン、大きく張り出したオーバーフェンダーなど、このクルマを特徴づけている構成パーツがアウトローな雰囲気に一役買っているのは間違いなく、20世紀的なアメリカン カーデザインを受け継ぐ数少ない1台といえるだろう。
この古くて新しいデザインは、クライスラーの新世代プラットフォームの上に構築されている。具体的には、今年4月のニューヨークショーでワールドプレミアした、発売前の次期チェロキーとプラットフォームを共用。つまり、中身は最新だ。サスペンションは、フロントがダブルウイッシュボーン式、リアがコイルリジット式で、従来のものと比べるとフロントはコントロール性とステアリング精度を改善、リアは横方向の剛性を高めることで、ステアリング操作に対してボディが俊敏に反応するように進化しているという。
エンジンやミッションなどのパワートレインもチェロキーとの共通性は多いが、唯一異なるのが副変速機の有無。チェロキーはローレンジを備え、より本格的な悪路走破性が追求されているが、ナイトロにはそれがなく、やや簡易的なシステムとなっている。とはいえ乗用車より広めに確保されたロードクリアランスやパートタイム4WDシステムにより、SUVに求められる走破性は確保されている。
205psを発生する3.7リッターSOHCエンジンは、低回転域のトルクアップやアイドリング時の静粛性向上などが改良ポイント。最大トルクは32kg-mを発生する。
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