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[Dodge]

[2007/06/14]

アメリカ車の変貌を象徴する正統派4ドアセダン
ダッジ アベンジャー

ダッジ アベンジャーダッジ アベンジャーは、ミッドサイズの4ドアセダンだ。広々した室内空間、充実した快適&安全装備を、ダッジならではの個性的なデザインに包むことで、基本を抑えつつ主張の強いクルマに仕上げられている。

イメチェン後の最新ダッジ

今回日本に導入された4台に共通する、大型のヘッドライトや押し出しの強い十字ラジエターグリルといったダッジをダッジたらしめている個性的なデザイン要素は、実は以前からそのイメージが出来上がっていたわけではない。この新型アベンジャーが登場する前のミッドサイズセダン、ストラトス(右写真)やバイパーを思い浮かべるとわかるが、少し前まで、ダッジといえば細目でノペッとした感じのクルマというイメージもあり、今のように統一したデザインでラインアップが完成していたわけではなかった。

それが2002〜2003年頃から、デトロイトショーで60年代のマッスルカー的デザインを復活させようとする動きが盛んになり、それらが商品化され始めたのが2005年頃から。チャージャーやチャレンジャーといった往年の高性能モデルが復活に向けた動きを見せ、そのデザインモチーフが普及モデルにも採用され始めた。今回日本に導入された4車種がどれも「ダッジらしい」と形容できるのは、その新しいデザインモチーフが行き渡ったためで、新デザインを持つクルマは設計が新しいことを意味するといえる。

また、そのデザインイノベーションと共に言われ出したのが、燃費と質感だ。少し前までアメリカでは「V8が偉く、V6は普通」だった。それが完全に逆転したのは2006年から。その辺からV6の方が知的とされ、今ではV6の燃費でV8並のパワーを達成するのがトレンドとなっている。その観点から言うと、2007年に市販モデルがデビューしたアベンジャーは、V8並みのパワーまでは得ていないが、燃費と質感が重視される時代に生まれたクルマではある。したがって「ガス食い」や「内装がチープ」といった古来のアメ車のイメージを引きずるクルマではない。

搭載するエンジンは、2.7リッターV6。日本仕様のスペックは運輸省への届け出が済んだ段階で改めて発表されるだろうが、北米仕様のスペックは最高出力189hp、最大トルク26.4kg-mで、燃費は市街地で9.3km/L、高速で12.7km/Lと公表されている。ボディサイズ(これも北米仕様)は、全長4849mm×全幅1824mm×全高1496mmとなっている。

日本導入モデルは「SXT」と呼ばれる、北米では中間より上に位置するグレード。価格は413万7000円と、同クラスのドイツ車だと2リッター4気筒モデルに相当する価格に設定された。ステアリング位置は他モデル(チャージャーを除く)同様、右ハンドルのみの設定となる。

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