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シトロエンC2
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ダイナミックなルックスへとフェイスリフト
シトロエンC2

先頃日本国内では販売を休止してしまったが、ユーロコンパクトらしい魅力に溢れた「シトロエンC2」が、およそ5年振りにフェイスリフトを受けた。
[2008/04/10]

メインはスタイリングではなく新エンジン搭載

ご存じの方は意外と少ないかもしれないが、実は先月からシトロエン・ジャポンでは、C2、C3の日本国内での販売を休止している。これは4月1日から発足したプジョー・ジャポンとの統合が大きな理由のひとつであることは想像に難くないが、いずれにしても欧州の魅力的なコンパクトカーが購入できなくなってしまうのはちょっと寂しい気がする。

一方で、欧州マーケットでのC2は2003年の登場以来48万台ものセールスを記録したヒットモデルとなっている。そのC2がおよそ5年振りにフェイスリフトを敢行した。エクステリアでの注目ポイントは、精悍になったフロントマスクだ。これまでどちらかといえば可愛らしい印象が強かったC2だが、今度のモデルではバンパーまわりとラジエターグリルのデザインを一新。合わせてリアのコンビネーションランプに複雑なカッティングが施されている。

しかしながら、今回新型C2における目玉となっているのはエンジンだ。そのなかでも110bhpの最高出力を発生する1.6リッターのHDiユニットを新たに搭載したのがトピックといえよう。このディーゼルユニットは、パフォーマンスもさることながら、ユーロコンバインドの燃費で4.4L/100kmという優れた燃費性能と、119kg/kmという低レベルのCO2排出量を実現している。また30%のバイオディーゼル燃料であれば、そのままの状態で走行が可能だという。

これによりエンジンのラインアップはガソリンが1.1i(61bhp)、1.4i(75bhp)、1.4i 16V(90bhp)、1.6i 16V(110bhp)、1.6i 16V(125bhp)の5種、ディーゼルがHDi70の1種と合わせて、全7タイプとなった。そのうち1.4i 16Vエンジンには、アイドリングストップ機構の「The Stop and Start system」も用意されており、これは都市部でのひどい渋滞のなかで、CO2の排出量と燃費をそれぞれ15%低減するという。

ラリーでもC2は大活躍中!

C2といえばもうひとつのウリとなっているのが、ラリーフィールドでの活躍だ。シトロエンといえばWRCで幾度もタイトルを獲得したクサラやC4があまりにも有名だが、スズキ スイフトなど、コンパクトクラスなモデルにより行われるJRC(ジュニアラリー選手権)では、すでにC2 スーパー1600と呼ばれるマシンで参戦し好成績を収めている。

さらに今年からはヨーロッパ各地を転戦するIRC(インターコンチネンタルラリーチャレンジ)のグループRカテゴリーで、新たにC2-R2MAXと名付けたマシンで参戦。初戦となるハンガリー戦では成績こそ19位と振るわなかったものの、そのポテンシャルを充分に見せつけたようだ。

このようにしてモータースポーツで活躍するほどの優れたパッケージとパフォーマンスを発揮するなど、欧州市場のC2は依然として魅力に溢れたモデルなのであろう。

Report:相澤隆之
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